古宮めぐり
お次は
世界遺産
昌徳宮
チャンドックンと読みますよー
１２時半からの日本語無料ツアーに
またまた参加です
とってもおしとやかなガイドさん
いつも笑顔で
ゆっくりな話し方で
「どうぞ足元にお気をつけてください
私は救急車を呼びたくはありません」
これにはわたくし達ツボってしまった
↑後ろに見える石橋は
国宝の石橋だそう
こちらも
昌徳宮は１４０５年に離宮として
朝鮮王朝第３代・太宗が建築。
その後、先の景福宮に代わり
２７０年間 歴代王族の正宮として使われてきたんだって。
仁政殿
国家儀式などが行われた正殿
玉座の天井には
国王を象徴する鳳凰が描かれているそうだが
写っておらず。。。
でも屏風に描かれている太陽が王、月が皇后
というのは覚えたもんねー
珍しい青瓦
ここはドラマ「イ・サン」の
側室の人の住まいがあった場所なんだって
韓国ドラマはチャングムしか見たことないけれど
側室ものとかなら面白そうだから見てみようかな～
中には豪華な螺鈿細工が
またまた床暖房オンドル
大型と思われます
大きな煙突
ここは
皇太子が勉強をした部屋って
ガイドさん言ってたけど
皇太子って多分
朝鮮王朝最後の李垠（リ・ギン）の事だと思うー
さらにはドラマ「ホ・ジュン」のロケ地だそう。
やはり見ていないけれど
女子会メンバーSちゃんが面白いってハマってたなー
たしかお医者さんの話。
そして。。。
ガイドさんの話を聞きながら
わたくし、何か思い出してきましたよ
その李垠に
日本の皇族から嫁いだ女性のお話し
李 方子（リ・マサコ）
旧姓 梨本宮方子
のお住まいだった所
もう１０年くらい前だけど
２夜連続ドラマでやったのを見てました
とても興味深かった
「虹を架ける王妃」
～朝鮮王朝最後の皇太子と皇太子妃の物語～
主演は菅野美穂さんと岡田準一氏
ざっとあらすじを書いておきます
朝鮮 李王朝２６代高宗皇帝の王子として生まれた李垠は
日露戦争後、日本による朝鮮の支配が始まり
１９０７年伊藤博文の計画のもと日本留学することとなるが
実際は留学という名目の人質だった。
日鮮親善の美名のもと政略結婚がすすめられ
白羽の矢が立ったのが梨本宮方子。
夫妻は日本で暮らすこととなるが
日本の敗戦により王皇族の身分と日本国籍を喪失し、
在日韓国人となった。
夫妻は大韓民国 初代大統領により帰国を妨げられ
１９６３年 時の大統領の計らいでようやく帰国を果たす。
夫妻の生活費は韓国政府から支出され
この、昌徳宮に住まうことになったのです。
その後 生涯を韓国人として生きた方子さんの尽力は
韓国国内でも好意的に受け止められ
障害児教育に取り組んだ功績が認められ
１９８１年 韓国政府から「牡丹勲章」が授与されている。
１９８９（平成元年）逝去。
葬儀は韓国皇太子妃の準国葬として執り行われ
日本からは三笠宮夫妻が参列。
後に韓国国民勲章槿賞を追贈された。
そんな李方子さんのお話し
「虹を架ける王妃」はDVDにもなっているので
興味のある方はぜひ
いやー なんだか
自分の知っているわずかながらの知識でも
そのゆかりの場所がここなんだ
って一致すると
すごーく考え深いものがある
良かったです
いっぱい歩いてお腹もマックスに空いたことでランチへ
先ほどの石橋をまた渡り
せっかくの国宝、世界遺産
すっかり忘れていた
反っておかねば
チャンドックン反り
橋が低くて難易度高し
さてこの後は明洞へ～