今月からレンタル開始になった新作
「国際市場で逢いましょう」
を観ました!
この映画は今年6月に行った
北京旅行の帰りのANAで観て
わたくし、号泣した映画です!!
滝でした。゚(T^T)゚。
日本公開は今年5月
韓国映画です。

北京旅行記の途中でもざっとレビューを書いたし
もうネタバレです
今回も泣かされました
o(;△;)o
娘たちも初めて観ましたが
「今までで観た中で一番泣いた映画」
に、なったそう
ではストーリー
主人公ドクスの回想で始まります。
歳をとり。。。
長年守ってきた小売店の店
「コップンの店」
を、
開発業者から立ち退くよう言われる日々
「絶対に売らん!!」

その理由が徐々にわかってきます。。。
時は朝鮮戦争時
興南撤収作戦

幼いドクスは父、母、弟、妹たち必死で
この船に乗り込もうとする

ドクスは妹をおんぶして
船への縄ハシゴを必死で登る

しかし混乱の中
誰かの手が妹の肩をつかみ・・・
妹マクスンは落下
ドクスの手にはマクスンが着ていた服の袖だけがや破れて残る
泣きじゃくるドクス
父は弟と、赤ちゃんを連れた母を引っ張るのに精いっぱいだった。
父ちゃん!!マクスンがいない!!
父は船を降り
マクスンを探しに行く
そして息子ドクスに
家長はどんな時も家族が優先だ

今からお前が家長だ

そして自分の上着を息子にかけ船を降りるが
大混乱の中 マクスンは見つからず
船は出港
父ちゃーーーん!!
あなたーーー!!



すでに号泣
1951年
ドクスたちは釜山の国際市場で
父の妹が営む「コップンの店」に身を寄せ
避難民として暮らし始める


ドクスも若者となり
別れ際の父との約束を守り
一家を養うため必死に働く

貧しい生活の中、いつも家族の笑顔がある
そんな時折
優秀な弟がソウル大学に合格する!
なんとか行かせてやりたい兄ドクスは
学費を稼ぐため
西ドイツの炭鉱への出稼ぎに応募して
幼馴染みで親友ダルグと共に渡る!
1963年

毎日が
生きて会おう
命がけの
過酷な炭鉱作業の日々

そんな中
炭鉱会社と地元の病院との懇親会で
ドクスはヨンジャと知り合う
ヨンジャは同じく韓国から出稼ぎに来た看護婦
ひかれあう2人

ところがある日、
作業中にガス漏れが発生し
トンネルが崩落事故!!
ドクスと親友ダルグはトンネル内に取り残されてしまう
父さん・・・
生きるというのは辛い事です
父さん母さん、家族に会いたい
でも今
僕が一番逢いたいと思う人は
ヨンジャです・・・

ガス発生中で立ち入り禁止
救助も中断
絶望的な状況
「遠い国から家族を養うために出稼ぎに来た
哀れな韓国人を救ってください!!」
「ダメだ!!」

しかし仲間たちが
おりゃぁぁーーー!!!
ガスがなんだ
崩落がなんだ
ドクス兄貴たちを助けに行くぜーーー!!

助けられたドクスたちはその後
ビザが切れるまで職務を全うし
3年間の労働を終え
第一陣 帰国

あとから帰国したヨンジャと結婚

叔母の店「コップンの店」を手伝うも
叔母が他界する。
するとお金に困っている飲んだくれの叔父が
「店を売る」と言い出す
この頃ドクスは
幼い頃からの航海士になる夢のため
海洋大学を受験し合格を果たすのだが
叔父がどうしても店を手放すというので
「俺がコップンの店を買いとる!!!」
と、涙で大学をあきらめる

なぜこんなにもドクスが
「コップンの店」にこだわるのか
その理由は
あの雪の中
引き上げ船で父と別れた時
父さんも後から行く!!


あうあう。゚(T^T)゚。
こうして店を買いとる資金のため
これしか方法がない!
これが俺の運命なんだ!!
と、
家族の反対を押し切り
今度はベトナム戦争へ出稼ぎに行く
親友ダルグも一緒に。


足を撃たれ助けてくれた韓国軍軍人
東方神起のユンホ

命からがら帰国
1975年
ベトナム終戦

再び家族の元へ帰り
コップンの店も新装オープン
それから8年後
1983年
朝鮮戦争から30年
当時の混乱の中
生き別れになった離散家族を探そうと運動がはじまる


父と妹を片時も忘れないドクスは
「この人知りませんか」な番組に出る
それきり2人の生き別れになりました

探して探して
誤情報に肩を落としながらも
妹の服の破れた袖だけが残っていました

きっと生きている!!と信じて
あうあう~!!
o(;△;)o

僕の妹
マクスンですーーー!!


マクスンが生きていた!!
ごめんよマクスーーン!!

30年ぶりの再会

娘に会えた母は翌年他界するが
こうしてドクスはまた1つ
使命を果たす。
そして老後
孫も増え大家族での一家団欒

しかし それぞれ独立している息子、娘たちは
ドクスの秘めた想いを知らず
もう「コップンの店」は開発業者に渡して
老後はゆっくりすれば言いのに
って感じ。
団欒を抜け出し
自分の部屋へ戻るドクス
父の写真を眺めて
父さん、俺はよくがんばったでしょう?

すると父さんがやって来て
ドクスは幼い自分に戻り
父さんはお前に感謝しているよ

ありがとうな

僕 父ちゃんに・・・

すごく会いたかった!!

あうあうーーー!!!
。゚(T^T)゚。
あの冬の日に
父さんにかけてもらった上着を抱きしめて泣くドクス

ドクスとヨンジャ

そしてとうとう
コップンの店を
もう売っていい

歳をとりすぎて
もう来られんだろう

終わり
本当泣ける
。゚(T^T)゚。
自分の平和ボケもリセットできたかと思うくらい
いい映画でした。