タンプル小公園~モンマルトル編
この日は最終日、土曜日でした。
なぜだか前日からメトロが無料なのでした♪
あとでちらっと聞くところによると
ストとか決行したあと?申し訳なかったですね~みたいな感じで
突如、無料開放するとかなんとか笑
さぁっ 朝から行動開始ですっ
パリの朝といったら朝市=マルシェ
この時間 開いてると言ったらマルシェくらい!?
8時半くらいだったかな
8番線のサン・セバスチャン・フロワサール駅から歩くことすぐ
マルシェ・デ・ザンファン・ルージュに行ってみます
あれあれ!?

ち~~ん 準備中
朝市より早く行っちゃう観光客って(笑)
本当なら各国料理をイートインできるのだったけれど。。。
クスクスを食べたかったのになぁ~

9時から開催となっていたけれど
まだまだ始まる様子じゃなかったので、オープンを待たずに
もういっか(笑)
このちょっと先にタンプル公園があるのでそっちの方が行きたい!笑
あった!

も~~!!
落書きなんかして!!怒
ここはベルサイユ宮殿からチュイルリー宮殿へ
そしてタンプルの塔へと
ルイ16世マリーアントワネット一家が幽閉された場所なのです。
今では塔は残っていません。
ここにタンプルの塔があった、という記のみです。
国王一家が幽閉された塔ということで
王党派の聖地となることを恐れたナポレオンが壊させたんです。
今では小公園になっています。

静かな公園でした。
池には鴨の親子がいたりね


↑
思い馳せるわたくしの図
革命当時
ここタンプル塔に幽閉されている時、悲劇的な事件が起きたんですよね・・
いわゆる9月虐殺
パリ市内の牢獄に囚われていた、反革命的聖職者を民衆が虐殺。
それを発端に市内の牢獄を次々襲い、反革命的な貴族らが殺された。
虐殺は数日間にわたり犠牲者その数1100~1400とも言われるのだけれど
その中にアントワネットの親友だったランバル公夫人もいたんですね。
彼女は一度は亡命したものの、友情と忠誠からパリへ戻っていたんです。
暴徒たちは槍の先にランバル公夫人の頭を刺し、
これを王妃に見せてやる!と、タンプル塔の周りを練り歩く・・・
塔の上の窓からその様子を見ていたアントワネットは看守に何事か尋ねる。
「彼らはランバル夫人の首を見せに来たんですよ」
のちにアントワネットの娘=王女マリーテレーズ
(革命後も生き延びた)が回想録で記しています。
「哀れな母は気を失いました。
母が気力を失ったのはこの時だけでした」
そんなことがあった場所なんです、ここは。
さて最終日なのでモンマルトルにも行っておこうかと!
2番線にのってアンヴェール駅下車。
ここで降りるとサクレクール寺院までのまっすぐな道1本でわかりやすいのよね
土産物屋さんもずらり
見えてきました
白亜のサクレクール寺院

左下にいる白い像は「人間」です
大道芸人です
リアルでびっくりしちゃった

ここで噂に聞いていたミサンガ売りに遭遇!
勝手に腕にミサンガを巻き付けて代金請求されるから要注意ですっ
ノンノンメルシー言ってるのに
腕つかんできたよ~~怖
ミサンガ売りを突破して
モンマルトルの丘を登るとパリが一望できます
が、お天気どよよ~~ん

サクレクールの中は撮影禁止。
ステンドグラスが見事でした。
テルトル広場に出ます。

画家の卵さんたちがいっぱい。
昔、長女と次女と来た時いいカモになったな・・・笑
似顔絵で6000円くらい取られた記憶が^^;
屋台でクレープを食べたよ♪
お食事系クレープにして、チーズ、ハム、シャンピニオンをチョイス
超うま~~!!
カフェで食べるより安いし美味い!

帰りは坂を下ります
結構 急です
雨ふったら滝だろうな。。。

作家マルセル・メイの名をとった
マルセル・メイ広場に出て
小説の主人公「壁抜け男」の彫像みっけ~~

ここからすぐのところに17世紀の風車
ムーラン・ドゥ・ラ・ガレット

↑ルノワールやロートレックなど芸術家たちが集った伝説のダンスホール、
今はレストランですね
こうしてモンマルトルを後にしてサンラザール駅に向かいます。
つづく