え なになに!?
いいね!って

今、初めて気が付いたわ
ちょっと前からそんな機能が加わったのね
知らなんだー

で、なんだろう?ってクリックしたら。。。
自分でいいね!しちゃったよ!
はっずーーー笑

で、誰からいいね!されたのか
わかるんですね♪
さかのぼって見てみたら
普段からお付き合いくださる方たちから
ご無沙汰してる人たちからも~!
わぁー お元気ですか??

ありがとうございますです♪
わたくしも新機能
使ってみたいと思いますっ


では忘備録的DVDレビュー

いやー
これはヤバいものを見てしまった。。。
始まってすぐに思いましたねー


ゆきゆきて神軍


     $気ままにロケンロー♪-2013111622470000.jpg



1987年日本映画
奥崎健三本人らが出演のガチ!
ドキュメンタリーです。

わたくし、この奥崎なる人物
まったく知りませんでした・・・

ざっと説明すると

太平洋戦争当時に陸軍上等兵として
激戦区ニューギニアに従軍。

戦後は神戸で自動車販売を経営するなどしていたが
1969年1月
皇居にて一般参賀中の昭和天皇にパチンコ玉を発射して逮捕。

この事件は戦後はじめて、天皇の戦争責任についての直接行動として
社会に大きな影響を与えた。

その後も一人で「神軍平等兵」と名乗り
本を出版したり
田中〇栄コロす、と書かれた街宣車を走らせたりと
世間を騒がす。

で、映画の内容というのは。。。

陸軍独立工兵第36連隊における同士処刑について
奥崎健三が真相究明するドキュメンタリーなのです。

奥崎氏が
処刑された兵士の遺族とともに
昔の仲間の元を訪れ
墓参りでは涙し、
あの時何があったのか、
なぜ、終戦後21日もたってから処刑が行われたのか
本当のことを話してほしいと
切に粘るんだけれど・・・

もう昔のことは話したくない
思い出したくない
と、みんな頑なに話してくれません

奥崎氏は時に暴力を使って吐かせようとするんだけど
こおゆうシーンは見ていて嫌悪感を抱きますね・・・

よい結果を生むための暴力ならいいんだ、
と、堂々とおっしゃってるあたり
とても極端な方なんだなーと思いました。

おだやかに、でも理屈っぽいことばかり言ってるかと思うと
相手の態度次第では急に豹変して攻撃的になる・・・
まさにアナーキスト


そして一人の軍曹が重い口を開きはじめる。。。

「殺らなければ、次は自分が殺されて食われる番になる。。。
とにかく孤立しないようにした。仲間がいなくなったら俺が食われるからだ」

密林の激戦地区で食料が底をつき
極限状態の中で起きた、いわゆる人肉事件。

こおゆう話は別な映画でも見たりして知ってはしたけれど
まさに生き残った元兵士たち本人による告白となると
ものすごくリアルで絶句

つまり問題の
軍法会議を踏まずして、脱走の濡れ衣をきせて
兵士2人が銃殺されたのは
残留部隊が食いつないでいくために処刑した
という事実に行きつく。。。



奥崎氏はこの映画公開後
この処刑に命令を出した元中隊長の殺害を企てたが
居合わせた息子に発砲し殺人未遂容疑で逮捕
懲役12年の判決をうけた。

新聞報道には
「息子でもよかった」
とありました。。。


キャッチコピーは
「知らぬ存ぜぬは許しません」

暴力的で極端なやり方には同意できないけれど
許せない・・・
一心だったんでしょうか