ちんごま 無事に捕獲から
ようやく落ち着けるようになったわたくし
久々にDVD見まくりました
その中で
これは一体。。。
という映画がありまして
ラストはまさかの惨劇の
(というかお約束?)
反日映画といいますか
そう思って見れば
なるほど~そうきたか~
てな感じなんだけど
なんせ前半が笑笑笑
コメディー!?
おかしすぎるーーー
2000年製作の中国映画です。
時は1945年
日本軍占領下の中国
ある中国人夫婦の元に
何者かがやってきて麻袋を2つ置いて行く。
「日本軍に見つからないように!!」と。
その袋の中に入っていたのが
日本兵と通訳の中国人
夫婦は仕方なくこの2人を隠くまうのですが。。。
日本兵にしてみれば
捕虜になるなんてこの上ない生き恥
「俺を殺せー!この支〇畜生ーー!!」
と、叫びまくるんだけれど
巻き込まれたくない中国人通訳は
わざと全然ちがった通訳をするのですw
「誰も殺していません!!殺さないでください~~!!」と笑
しかし日本兵は全く気付いていません笑
この日本兵役演じるのは香川照之氏
そして日本兵は
彼らを罵倒する最も汚い言葉を教えろ!
と、通訳に頼むのだけれど
まともに教えてくれるわけがありません笑
やがて緊迫のシーン
日本兵が護送される時が刻々とせまってきます。
やつらが来たら。。。
ドアが開いた瞬間
教わったあの言葉で思い切りやつらを罵倒するんだ!!
やつらが来る・・・!!
↓香川照之氏

教わったあの中国語で・・・!!
ののしってやるんだ!!
罵倒してやるー!!
ドキドキ!!

ドアが開きます!
バーン!!
笑えます

お兄さんお姉さん
あけましておめでとうございます!!
あれ!?
もう一度

あーはっはーーー!!
わたしはお腹かかえて笑いましたー!!
言われた方は
なぜ、そんな怖い顔をして言うんだ?
くらいにしか思ってませんw
しかも
中国人通訳に吹き込まれた友好的な中国語は
まだ続きwww
日本兵
「わたしはあなたのおじいさん!!
あなたはわたしの息子!!」
中国人
「わかったわかったw
お前が俺の爺さんなら
俺はお前の息子じゃなくて、「孫」だよっ」
と、言い直される始末!!www
そんな感じに月日が流れ
中国人夫婦はじめ村人たちも
この日本兵の世話をやき面倒を見てくれて
やがて日本兵も恩を感じるようになるのです。
ここまでは友好的に描かれているのですが
ここから先はどんでん返しですっ
半年という月日がたち
村ではちょうど食料不足
食料と引き換えという条件のもと
日本兵を皇軍部隊に戻してもらうよう
基地まで送るのです
しかーし
「花屋小三郎(日本兵)ただいま戻りました!!!」
と言ったところで
なぜ生きて帰ってきたのかー!!と
鬼隊長が許しません
拷問です
しかしようやく
花屋小三郎と村人との契約の話を切り出すことができると
鬼の隊長も
「皇軍は約束を重んじる!!」
と、物わかりがやけに良く。。。?
食料を村に届け
ついでに村人たちと交歓会なんて催す
飲めや歌えやで村人たちも大喜び
しかし鬼の隊長はこの点をスルーしませんっ
誰が、花屋小三郎を麻袋に入れ拉致したのか
しかし宴もたけなわ
村人たち
「わしらもわからないんですー
まぁもういいじゃないですか隊長さん」
と、馴れ馴れしくも鬼隊長の頭をなでたりするもんだから!!
ああ!隊長になんてことを~~
花屋はあわあわ!!
そして村人を斬ってしまうっっ
ここから一気に惨劇です
血の海 火の海と化し。。。
村人は惨殺され。。。
ここで鬼隊長から発表
日本はすでにポツダム宣言を受諾
というのがオチなのでしょうか。。。
やがてアメリカ軍が進駐してきて
現地の日本軍は彼らの指揮下へ
先の惨劇の恨みをはらすべく
中国人夫婦の男の方が暴挙に出たところを取り押さえられ
男の首をはねるよう命じられたのが
皮肉にも。。。
世話になった花屋日本兵
しかし花屋はこれをやってのけ。。。
白黒映画だったのに
首が落ちたところでカラーになって
おわり!!
なんとも後味の悪い映画でした
もちろんフィクションですが。
「鬼が来た!」
という映画です。
カンヌ国際映画際でグランプリ受賞というのも驚きっ