★久しぶりに話すお友達から電話が来た。
 彼女の恋の悩み。

 うまく行く事よりも彼女がうまく消化できたら良いなと、
 そればかりを願う。
 
 なぜなら、
 彼女は不倫をしているから。

 少し前、別のお友達も不倫をしていて、
 しばらくしたら彼がストーカーになり、
 逆上し奥さんに事実を話し、
 話しを聞いた奥さんは私のお友達を訴えた。

 もちろん、勝ち目はない。
 奥さんは被害者だから。

 でも、そんな事を言ったら、私のお友達もある意味被害者だ。
 不倫を仕掛ける相手が、そういう事をしなければ良いだけの話し。

 恋は自由だけれど、
 自由の意味をはき違えてはいけない。

 自由とは、きちんとルールがあるからこそ自由なんだ。

 私のお友達は、傷つき悩み、そして今を過ごしている。
 なぜ彼女ばかりが表の場で責められなければならないのか。

 もちろん、不倫を肯定しているわけではないが。

 でも、俳優が言った「不倫は文化」も、なんとなく分からなくはない。
 過去の名を馳せた文化人達はきっと、
 その不倫の中で悩み苦しみ感じた事があり文化となったのだろうから。

 話しがだいぶそれましたが、
 とにかく私は彼女に楽になってほしい。
 悩むのも大切だけれど、
 この不倫に関しては、気持ちだけで突っ走れるものではないと思う。

 誰かが悲しみ、そして誰かが苦しむ。

 私は私の友達に、その、誰かになってほしくないだけ。
 きれいごとかもしれないし、恋はいつやってくるか分からないけれど、
 とにかく、今は、そう願う。