★夕方、眠りから覚めて突然、思い立って新幹線に飛び乗った。

 今月の恋人は「6月は1日足りない」と言うほど仕事をしている。
 仕事が終わるのも朝7時前になるくらい。。。

 そんな彼を眠りながら待っているのも、何とも言えない気分になるので、
 この際、東京を離れてしまおうと思った。

 いきたい所なんてなくて、
 普段の深夜の環七を車で走りたいとは思うだけ。

 けれど、どこかに行かなければ。
 どこかに行かなければ、
 ただその思い一つだけで、新幹線に乗った。

 車内、なんとなく泣きそうになった。
 眠気もまだ少し残っていたけれど、
 湿度と蒸し暑さのある車内で、どう過ごすかを考えながら、煙草を吸う。

 とても濃い時間を過ごし、月曜日に帰京、そのまま仕事に向かった。

 ひどい頭痛と怠さを引き連れて。

 この旅で変わった事があった。
 煙草、やめた。

 何があったのだろうか。
 お腹の中に、カクテル?

 だったら良いけれど。。。


 ひとりでずっと過ごすなら、またどこかに行こうっと。