いつも思い出す
今日のこの日を
幼かった私たちの姿を
他愛のないおしゃべりの後の沈黙に
耐えられない私がいた
気付かれないように少しうつむく
気が付いた君が笑った
あの頃の二人には

目の前に見えるものしかなかった
それなのに見えないものの魅力にだけは敏感で
そればかりをなにかに探していたような気がした
他愛のないおしゃべりの後の沈黙の後に
私は何を考えていたのかは
今は思い出せないけれど
確かなことは
ずっとこのまま時が止まればいいってことだけ
それだけ

また幾年か年月が過ぎた頃
私はまた思い出すだろうか
気付かれないように少しうつむく私と
気が付いて笑う君の姿を