「あなたなんて、だいっきらいよ!」と言えたら、どんなにすっきりするだろう。
「あなたのそういうとこ、不愉快になるわ!」って言えたら、どのくらい落ち込むだろう。

後者は、相手が、ではなくて、私が、の話。

相手のことを、悪気なく傷つける人。
その人は、全くそのことには気がついていなくて、
むしろ、かまってるくらいなのかもしれない。
きっといつの間にか私も同じことをしてしまっているかもしれない。

だからあまり人と関わりたくないと感じる。
無論、人と関わらずに生きていくことは皆無で、
何かにつけて人と関わることは発生する。

相手を知りたいと思ってたくさん話してしまって、知らない間に傷つけるのなら、
私は、相手を知らなくていいから傷つけたくない。

自分はこう思う!とあまりに強く言われると、
そしてそれが本人の思いを通そうとするばかりの言葉なら、
そんな話、全く聞きたくない。

どうしてそうやって、突っかかることばかり言うの?
何がたのしいの?
思い通りにならないことの方が多いと思って過ごしたら?
と、言いたくなって、やめる。

だって、そんなことを言う事自体、私は好きじゃない。
そして、そっとドアを閉める。

私とその人の間にあるドアを閉じて、
1度目なら鍵は見つけやすい所に置くけれど、
幾度もあれば、もう鍵は海に捨ててしまう。

もうあなたと私の間のドアは開かないわ。

そして、小さくさよならをする。
何も言わずに、そっと。
相手も望んでいれば、なお良しとしよう。

やっぱり私は、あんな言葉、言わなくても良いみたい。