★哀しくて辛い雰囲気を持っていそうなところは、避けて通る。

 逃げる?
 何がいけないの?

 私は調子が悪いとき、あるいは悪くなりそうなとき、
 自ら進んで泣きそうになる方向へ行くのはやめた。

 どんなに行きたくても。

 バカになる。
 心を無にする。

 そうして何も考えず、時間が過ぎるのをじっと過ごす。

 毎日忙しなく動く時間をちょっと止めてみるような感じに。

 小学生の頃、
 時間を守れない生徒達に担任の先生は5分間じっとする事を命じた。
 その5分間は、とっても長かったのを未だに覚えている。
 
 それを思い出すようにぼんやりする。

 自分と向き合ったり哀しい事に向き合うのは、
 出来る時にすれば良い。

 決して逃げではなくて、心地のいい方向に行くと、
 心も落ち着いて自ずと自然に向き合ったり考えたり出来るようになる。
 もちろん向き合わない事もある。

 それでも、構わない。

 そうして落ち着いていると、
 恋人との時間が更に心地よくなる。

 恋ばかりが人生ではないと思うし、かといって悪いとは全く思わないけれど、
 恋でモチベーションが違ってくるのが私の現実だ。

 私はわがままで欲深く、もっともっとと思いすぎるきらいがあるのを、
 すこしシンプルにさっぱりとするために、それらを落としていくために、
 時々は心を無にしてのぼんやりが必要。

 それから恋人も。