全てをなくしてしまったかのような落胆は少ない。
ただ、あぁもうないんだなというノスタルジックな空気が部屋に残るだけ。
時間が戻れば良いとか、あの時こうすればという後悔はなく、
それらが過ぎ去ったから今があるんだとなんとなく納得できてしまう。
あえて言葉にするなら、なんだろう。
何が私を救ってくれるのだろう。

何かを求めても何も帰ってこない。
あの人の言った言葉は、本当だったのかもしれない。