久しぶりに、額縁に飾っている光琳かるたのお取り替えをば。
今回は、百人一首の中で
イチ推しの御歌を選ばせていただきまする!(`・ω・´)キリッ

崇徳院(77番)
瀬をはやみ 岩にせかるゝ 瀧川の
われてもすゑに あはむとそ思ふ
諸々の事情で一旦は離れ離れになることはあれど「必ずまた逢おう」といふ気持ちを歌う恋の歌でもありますが、不遇だった崇徳院の生涯と重なるやうにも見える、色々な想ひが考察出来る御歌。
そして、もう一首・・・選ぶのに今回はかなり悩みました。
崇徳院の御歌に対して、お立場や歌の内容に「釣り合い」がとれるお方のでないと、「祟られ」るのでないかと杞憂が・・・σ(^_^;)
で、選んだ御歌は・・・
陽成院(13番)
筑波ねの 峰より落る みなの川
恋そつもりて 渕となりぬる
「釣り合い」は、大丈夫なはず・・・!多分・・・!(;`・ω・´)キリッ
いやはや。皇族の方の御歌を選ぶのには、気を遣いますね。やはり皇族同士の組み合わせが無難かな・・・。
・・・とはいへ、式子内親王の御歌を飾る際には、お隣は藤原定家にする予定ではございますが!(`・ω・´)
「崇徳院」つながりで・・・
三代目桂三木助さんによる「崇徳院」
悲運の生涯を遂げられ、様々な怨霊伝説が語られる崇徳院でございますが、まさか数百年後にご自身の和歌が、ストーリーの重要なキーワードとなる落とし話として登場されるとは思ひもなさらなかったでせぅ・・・!泉の下で、苦笑いなさられていらしたり・・・!? ε-(´∀`; )