流れ星 | 考え中

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流れ星に願うことは? ブログネタ:流れ星に願うことは? 参加中
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「明日は一日中ちゃんと学校で過ごせますように」
中学生の頃、よく流れ星を見つけては願っていた。

学校が嫌いだった。
…というより、教室が怖かった。

今思えば笑い話で、今の私と当時の私ではまるで別人だけれど。

過去は過去だし…と、思い出すのをずっとずっと、ずっと控えていたけれど、
昨日こんな台詞を聞いて思い出した。

「今、中学生の子には勉強をしっかり頑張ってほしいと思うんだ。
高校生の時の友達って一生モノだから、妥協して行きたくもない高校へ
行ってほしくないから」

そうだなぁ…と思った。
妥協したつもりはないけど、言い訳かもしれないけれど
当時の私にとっては、その教室で無事に過ごすには
障害が多すぎて、全力で勉強する余裕がなかった。

また、昨日のお昼に、かわいらしい13歳の子とここで知り合った。
何だかあの日の自分を思い出さざるを得ない不思議な導きを感じた。

13歳の、あの日の私。
数学のテストが返ってきた。
100点満点中、私は45点だった。
先生が私に言った。
「頑張ったね。本当に!!えらかったね。」

そう言われた時は正直、すごくすごく悔しかった。

受け取った後、机の中で答案用紙をクシャクシャにした。

「もっともっと勉強したいのに。
ゆっくり落ち着いて勉強できたら
私、もっと点数とれるもん!!」

その瞬間もいつものように
囁きのような罵声が飛ぶ。
聞きたくもない、いつもの下等表現。

耳を塞がなくても、聴こえなくなっていたけれど
それを吐くその人の顔だけは視界から
どうしても消すことはできなかった。

悔しさと行き場のなさに涙が止まらなくて
また、午後から帰宅してしまう。
実家ではなく、中学校の近くに住んでいた祖母の元へ…

「おかえり」
祖母は何も言わずに笑顔で私を迎える。

いつものようにオロナミンCを差し出した。
「飲みなさい。喉乾いたでしょ。」


少し落ち着きを取り戻した私は
丸めたテストをゆっくり広げて、祖母には正直に話しだす。

祖母が一緒に教科書を読んでくれる。
ゆっくりと二人で問題を見直す。

「あ!!これもわかってたんだね。これも、これも、これも…
あー!!45点なんてウソだね。90点だね!!おしかったねぇ。」

涙が溢れた。

祖母の優しさと、やっぱりできた…という悔しさで
顔がクシャクシャになるほど泣いた。

夕方になっていた。

泣き疲れていつのまにかその場で寝てしまった私を、
バリバリの営業マンだった母が迎えにくる。

テストの答案用紙を母に見せると
45点に太い二重線が引いてあった。
隣に大きく「90点!!」と書かれていた。

母が、祖母と同じようにこう言った。
「おしい!!あと10点!!おしいなぁ!こりゃおしい!!」

「この母と祖母のためにも
ちゃんと強くなって
どんなこと言われても、どんなことされても
頑張って学校行かなくちゃ」

またこの日も 一人
苦手な体育のバレーボールのトスの練習をしながら
流れ星を探していた。










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