【1飼猫】日本代表対ポーランド~フェアプレーポイント編 | 【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

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ユベントスとフットボール・サッカーについて、理屈バカがつらつらと書き綴るブログ。
毒がもれる舌はご愛嬌(笑)

2試合とも素晴らしい試合でした。
その前に議論の対象になっているラスト10分について。

 

【結論】
個人的にはこの決断を支持します。
好きじゃないとかつまらないって意見は理解できるし尊重はしますが、拙者でも次に進みたいなー。
これって「日本サッカーのスタイル」にも通じるものがあるんじゃないかなーと思ったりしたので書いてみました。

 

【支持理由】
ぶっちゃけ攻め筋に得点のにおいを感じなかった。むしろカウンターから失点のリスクの方を強く感じた。
そりゃ点取って自力でドローに持ち込んで突破するシナリオが理想だけど、日本がポーランドのカウンターを食らうより先に追いつくのと、勝ち抜けのかかったコロンビアが逃げ切るのでは残念ながら後者の方が確率が高い。
幸いポーランドは追いかけてこないし、勝ち点3だけで満足してくれる様子。
グループリーグ突破に対して一番確率の高い選択をしたと思う。

 

【インテンショナルクローズのリスク】
リスクはあった。コロンビアは勝ち点3が必要だったと思うけど、セネガルも追いつけば突破。
カードをもらえば状況が変わるし、敗退の決まっているポーランドが付き合ってくれるかも分からない。
かなり不確定要素の大きいルートである。

 

【ベストプレー規定】
Jリーグ同様に今大会にもプレイ規定みたいなので「勝利を目指す」ってのがあるらしい。
でもローテだって累積だってなんなら将来計画だってあるのに、バカみたいに瞬間の勝ち点3を目指せばいいわけじゃないのは明らか。
全く同じ状況は中々ないにしろ、「お互いドローなら勝ち上がれる」という状況なら他の国でも90分似たようなことことをするんじゃないかな?
(というか程度の差こそあれそんな国は過去にもあった。最近は減る傾向にあるのも感じるけど、同じことを不器用なチームがやればね)

 

【フェアプレーの是非】
間違いなくギャンブルであり、それももう1カード次第という何とも心許ないギャンブルである。
カードをもらわずコロンビアが逃げ切るのは確率にして6割くらいだろうか。
フェアプレーポイントという言葉からはやや離れた選択ではあるが、事前に決まっているルールに則っているのだから何の問題もない。悪いとすればおかしなルールを決めた方が悪い。
ルールに則っていれば何をしても良いとは思わないが、これは許される範囲だと思う。
また、見方を変えれば「グループリーグ突破」という勝利に向かってベストのプレーを選択したとも言える。(屁理屈)
拙者はいつかこの経験が自分たちの運命を自分たちに賭けられる国になる為の一助となることを願ってやまない。

 

【フェアプレージャパン】
ちなみに日本は初出場から20試合連続でレッドカードをもらっておらず、これは大会レコードらしいです。
そしてそれまで18試合という記録を持っていたのがコロンビア。
その記録が途切れたのが今大会の日本戦。うーん、数奇なめぐり合わせ。
そして今大会のグループリーグでの最小ファールも日本の28。
そんなに叩かれる必要もないし、フェアプレー認定でも良いんじゃないかな。

 

【評価ポイント】
だからといってこのギャンブルの勝ちを褒め称えるのはも明確な誤り。
結果を喜ぶのは自由だし自然だが、評価すべきはポイントはスタメンを6人代えた是非であり、ギャンブルをせざる得なかった采配である。
4-4-2の採用理由だったり、勝ち抜けが決定事項だと思ったことであったり。(本人談)
攻め筋を見出せなかったことであったり守備に安定をもたらせなかったことであったり。

 

【感想】
セネガルが追いついてたら悔いが残る決断ではあったよね。拙者ならこんな決断ができたか怪しい。
だって意思統一を図るだけでも大変なのに、もし変更しなければならなくなってもまずムリ。
あと大島って起用できないの?

 

でわでわByeByePOOヽ(`▽´)/