【54飼猫】アフリカの時代が来る説 | 【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

ユベントスとフットボール・サッカーについて、理屈バカがつらつらと書き綴るブログ。
毒がもれる舌はご愛嬌(笑)

思ってることをだらだら書いていこうってのが本分なので今回もダラーっとgdgd話。

 

【1996アタランタ】
はじまりはナイジェリアが金メダルを取ったこの大会だろうか。
その前の92バルセロナでもガーナが3位になってるし、そのガーナは93ワールドユースで準優勝してる。
ちなみに97年のワールドユースでも4位に入ってるけど、これ以降はアフリカ勢もベスト4の常連になってるし、確実に言われてた気がする。

 

【国際化と移籍市場の流動化】
同時期に大きな変化があったことでアフリカ勢に足りないとされた戦術面や技術面、規律などが整備されると思っていました。
例えばスクールやスカウト等のクラブの海外戦略であったり、ボスマン判決の影響で移籍市場が活発化。
ヨーロッパでアフリカ系の選手が一気に増えていった。

 

【現実】
差こそ縮まった感はあるし、一発勝負なら分からない部分は増えたが、大勢としてのパワーバランスは変わっていない。
クラブのスクール的な海外戦略は赤字が続いてむしろ縮小した。
アフリカ系のトップ選手は増えたが、彼らが得たものを国レベルで共有はできていない。
つまりエトォは凄いけど、カメルーンにサッカー文化の蓄積ができたかというと必ずしも期待したほどの結果にはなっていないってこと。

 

 

【原因】
国際化が極限まで進んだ今だからこそつくづく思う。フットボールは文化だと。
突然変異的にトップ選手が生まれたり、整った育成環境へ行けるチャンスやルートが増えて選手の水準が上がっても変わらないものがある。
ピッチ上では試合毎のパフォーマンスのムラだったり、ピッチ外では組織運営力だったり、国レベルではサッカー力みたいなものが変わっていない。
これだけ知識が一般化した時代、する時代になってもその一般化した部分さえ世界共通の常識にはなっていない。

 

【良し悪しとループ】
仮になっても消化の仕方やするしない自体が選択されるんだと思う。
でなければトップの国やクラブはひとつの正解に向かって同じようなプレーをしているだろう。
サッカーがアップデートとループを繰り返しているとしても、どれを良し悪しとするかも選択の余地があるのだ。

 

【まとめ】
今はアフリカ勢がドラスティックに変わらない限りそうそう大きな変化はないんじゃないかと予想してる。
サッカーの在り方や位置づけ自体が変わるくらいじゃないと。
書いてて残念なのは日本も同じなんじゃないかなーって。
選手のレベルが上がってヨーロッパでプレーする選手は増えたものの、それが国レベルでサッカーの知識や体系や組織にフィードバックされているのか。
この辺の成長や蓄積を自然成長に任せているうちはパワーバランスは変わらない。

 

でわでわByeByePOOヽ(`▽´)/