こんばんは。
心斎橋茶道カフェ(カジュアル茶の湯教室)女将です。
この名前は、私の相談役の「才能発見倶楽部」の古川 祐貴子先生がつけてくださったものなのです。
女将というのは、ひとを包み込み、もてなす存在ですね。敷居が高いと思われる茶の湯の体験に、この斬新なネーミングでやさしく入ってきてもらいたいということからなのです。
私もどれだけできるかは、わかりませんが、まずは気持ちを楽にして体験していだだきたいと思ってきました。
私は20代や、30代の方とお話するのも好きで、若い人と一緒に大学で事情がゆるせば学びたいとずっと思っています。実際の年齢より、気持ちや興味はずっと若いのです。外見は自信がありませんが・・・
先日、茶の湯男子さまがお稽古にぞくぞく来られるという話題と、本当に茶の湯を学んでいただこうとすれば、私に教室では難しいという話題で、コメントをくださいと書いていました。
本当はこのコメントは私の教室の生徒さんや体験に来たことのある方に、私の教室にどのようなことをもてめていらっしゃるかを、茶の湯をあまりご存知ない方に聞いてみたかったのです。
しかし、先日 本格的に茶の湯の稽古をされている 30代茶の湯男子さまから、コメントをいただきました。こんなカジュアルな稽古をしている私にコメントをくださるのです。
いままで「ぺた」はほとんどいただいていませんでした。読者に登録され、その数分後にコメントをいただきました。きっと 秘かにブログを読んでくださっていたのですね。
そこでは、カジュアルに門戸を開くのはよいが、本格的に稽古したいと思った時に、きちんとした設備や師匠がないとその方のその後を決定する。そして、自分が弟子に期待にこたえられない場合は責任をもって次に師匠に引き継ぐ度量が必要と書いていただきました。
私も同じ意見です。私の教室では、ほんの最初の体験だけのお稽古しかできませんので、もちろん、本格的にお稽古されたい方には、家元のホームページにのせてある正式な稽古場を問い合わせていただくようにご案内するつもりです。
また、私の師匠の稽古場はすべてそろっていますのでご紹介することもできます。
私の教室はあくまで茶の湯にふれていただくための体験教室だと思います。
しかし、私も条件が整い、一人の人をずっと責任をもって教える覚悟ができ、さらに研鑽すれば、本格的に教えることができます。
ブログなどには書いてきませんでしたが、19歳から茶の湯をならい、15年間みっちりお稽古をして、許状すべてと講師もいただいています。その後、子育て、介護などもあり、ゆったりとしたペースでお稽古させていただいています。
そのあとのコメントでも、家元が発行する月刊の同門誌を持っていますかと、30代の茶の湯男子様からお尋ねがありしたが、その方がお生まれになる前から 私は会員で毎月読み勉強してきましたわ。
ブログは顔や名前、年齢や状況もあまりよくわからない中で、お互い記事を読ませていただいています。
対面でお話した場合なら、もうすこし親しくなってから相手の考えや思いを理解してから、そのような話ができるように思います。ブログでは 気楽になんでも言えますものね。
私たちがいつもお稽古しているのは、単にお点前の手順だけなのでしょうか。
私も少し年をとって、少しだけ 前より人の気持ちがわかるようになりました。
茶の湯のこころとは どんなものなのでしょうか。私 よく考えたいと思います。