心斎橋茶道カフェ(カジュアル茶の湯教室)女将のブログへようこそ!
11月4日の日曜教室には、レギュラー茶の湯男子さまからの紹介で、フランス人男子さまが日本人の友人と体験参加されました。
彼はフランスのニースで、雑貨店をしていて、日本や中国なに買付のために2-4カ月滞在されるようです。黒い髪の物静かな印象の素敵な男性です。「禅」に興味があるそうですが、わかります。
日本語はあまりわからないようです。美人のご友人が通訳をいたしますが、私の片言英語で余計にややこしくなったのではと思っています。
最初に日曜教室では、茶道歳時記として、その月の茶の湯の話題と日本の行事や茶花、着物のことなどを簡単に資料にして、それを説明します。
11月は茶の湯の世界では、正月のようなもの、茶室の畳を新しくして、炉を開き、茶壷に納められ夏を越した今年のお茶を挽いて抹茶にしていただきます。「口切り」の季節です。
ときどき私の教室の資料の中に、茶の湯でつかう基本の道具の英語での表現を入れます。
今回も写真と解説をいれて、実際に見ていただきました。
それでも実際に体験していただくのが勉強です。
略点前を、一畳の畳表を敷いたスペースで風炉先屏風をたて、生徒さんにしていただきました。
お菓子の取り方、お茶碗の扱い方、抹茶のいただき方などを片言英語で体験したいただきました。
こうして外国のお客さまがいらっしゃると いい刺激になります。
もっと深く茶の湯を知って、説明したい、他の国の文化と比較したい、なぜ違うのかなど知りたいとおもうからです。
お菓子の盛り方やお花の入れ方も西洋のものとは違う美意識がありますから・・・
お二人の感想をご紹介します。
★一つ一つの所作が美しく、丁寧で驚きました。知らないことばかりで、奥の深い世界だと感じました。いろいろ勉強していきたいと思いました。
★Today was my firsut tea ceremony.It was very interesting and tasty.I would like to practice more.