心斎橋茶道カフェ女将のブログへようこそ!
きょうは平日昼間に都合のつくMさんと稽古です。
家にあったゆかたに私もお手伝いして着かえていただきました。
これで所作もとても自然です。
ポットと御盆の略点前ですが、畳の歩き方やお床(床の間)の拝見、お席入りの仕方などは和室だからできる稽古です。
今日はいつものご近所のご婦人はお休みなので、個人レッスンでした。
先日 京都 茶碗坂(五条坂をさらに清水寺の方へ行く坂道)で購入した掘り出し物の茶碗でお点前。
自宅お稽古してから まだ5カ月ほどで 心斎橋の教室をあわせて、月2回しかお稽古できないのですがこのmさんは成長されました。
最初は茶の湯の稽古でつかわれる言葉の意味すら、理解むずかしかったとおもいます。
茶筅、茶杓、服紗、割稽古、にじる、膝繰り、茶巾しぼりなどなどです。
日常生活で使うことはほとんどありません。私もだれでも最初は理解できません。
それでも 継続は力なりです。少しづつですが、理解され、畳の上で立ったり座ったりも上手になってこられました。とてもうれしいです。
最近、マンションなどでは、畳の部屋がない御宅が多いそうです。
これがもっと若い世代やこどもならどうでしょうか。
私の子どもの時は家に洋室はありませんでした。当たり前の畳の部屋がないということを認識しておかないといけないですね。
中学生や高校生、大学生と一緒に茶の湯を楽しみたいなあとよく思います。いつか実現させますね。
お読みくださいましてありがとうございました。

