心斎橋茶道カフェ女将のブログへお越しやす!
先日の茶道カフェの際に持って帰れなかった道具を取りに、心斎橋のcflatに立ち寄ると
私の教室の生徒さんが、昨日から朝日新聞に、「お茶をたのしもう」の連載がはじまり、楽しみ
にしていますと教えてくださいました。
家では、朝日新聞を購読しているのに、最近忙しくてじっくり読んでいなかったのです。
家に帰るとすぐに新聞を開けました。
生活欄の55プラスという企画です。50代からお稽古を始めた方の体験を軸に、今日はお茶の
いただき方がかかれていました。
わかりやすく書かれているので、初心者のかたにはおすすめです。
明日は「自分でたててみよう」という記事だそうです。
その記事の中の先生のおはなしは「難しく考えないで、お気楽に、茶道はおいしいお茶をもてなすことにつきます。」
そうですね。堅苦しいと思う動作や約束ごとのもすべて無駄がなく、道具の寸法や置く位置も意味があるのですと、生徒さんにお伝えしています。
お茶のいただき方
①茶碗を右手でとって、膝前に置き、両手をついて、亭主に感謝の一礼をする。
茶碗を両手でおしいただく。
②茶碗の正面(模様があるほう)が自分のほうに向けて出されているので、時計周りに2度小さく回して、正面が左横にくるように(6時から9時に時計の針を動かすイメージ)する。
茶碗の正面からいただかないのも、こころづかいです。
③何口で飲んでもよい。(よく質問いただきます)
④最後にお茶を吸い切り、飲み口を指先でぬぐい、懐紙で指先をふく。
そして、①の前後にも、先にお客さんがいらっしゃれば、「もう一服いかがですか。」または「お相伴いたします。」挨拶を、あとのお客さまに「お先にいただきます。」の挨拶をします。
このように、堅苦しいと思われる作法ですが、思いやりと感謝にあふれていると思われませんか!
生徒さんいわく、先生の教室は質問もいっぱいできて、どうしてこの動作をするのか説明してもらえるので、楽しいですとのことでした。
わたしも試行錯誤しながら、していますので、うれしいかぎりです。
でも、ながれるようなお点前をするためには、くりかえしのお稽古が必要ですよとおつたえしています。