2011年 5月31日
最初にブログを始めた時の記事です。4年が過ぎました。あっという間のように思います。
今日、すこし頭が重たかったので、茶碗に抹茶をいれ、電気ポットのお湯をつぎ、茶筅で立ててお茶を一服。
するとなぜか気持が落ち着く。そう、ずっと昔日本にお茶が入ってきたときは薬だったのです。
お稽古で、お手前をするときも、特に茶筅でお茶をたてる瞬間は一番集中して、その何10秒かは周りにどれだけ人がいようが、茶会などで手元を注目されていようが、一人の世界に浸れるから不思議です。
そして、お茶をたて終わり、茶碗をお客さまのほうに差し出すときに、周りの景色が見えて来るのです。
そして、お客様がお茶をのんで、わたし(亭主)と今日の趣向について話をするときにまたうれしさがこみ上がってきます。とてもいいですよ。あるかたが、茶道は「ティ・セラピー」であるといわれました。わたしもそう思います。
お読みいただきましてありがとうございました。