階段とか地味な部分で3回も書くとか正気の沙汰やないけど...
今回は階段の天井被り部のこと。
チャシロ宅の階段では登り始めの2段だけ、1階の天井が被っていてその部分は吹き抜けになっていない。
平面図で言うと↓のような感じ。
この部分については積水ハウスの設計から事前に説明があった。
設計「社内規程で階段2段目までの天井被りであれば大丈夫となっており、特に昇降に問題はありません」
「また私自身も同じ設計を何度もさせてもらったことがありますが、これまで特に不具合が起こったこともございません」
とは言われたものの
「狭苦しいイメージあるけど大丈夫なんかな...?」
という不安は払拭できなかった。
ので、階段部分の展開図を作って考えてみた。
1階天井高さが2500mm。
なので階段の2段目から直上の天井までの高さが約2100mmとなる。
とりあえずチャシロの身長(177cm)であればぶつかることはまずないはず。
そしてイメージを深めるためにチャシロに見立てた丸型人間を配置してみた。
(※実際はもう少し丸いです)
うん、高さは充分あるので登る時は問題なさそう。
で、降りる時なんだが...
・・・
降りる時もぶつかるわけじゃないと思う。
でも
「視線的には結構圧迫感がありそう...」
と心配になった。
単純に天井被り部をなくせば心配はなくなるんだが、それは
【被っている部分の2階の部屋を狭くする】
ということになる。
でも、
「心配やなー」
程度に思ってることに対して、部屋を狭めてまで対処するかと聞かれればNOだった。
できれば有効利用できる空間は最大限活用したい。
その代わりにチャシロがお願いしたことが↓のような被り部の仕上げ方だった。
その案について設計は、
「天井部分を一部そのように仕上げることは可能です」
「ですが、仕上げる範囲については現場合わせになります」
ということだったので、最終的にどんなんになるかは出来てからのお楽しみだった。
そしてその結果がこちら。
展開図でいうと青色ボーダー部分を削った感じ。
イメージしてた斜めのものとは違った仕上がりだったが、目的は達成できる形状だったのでチャシロ的には問題なし。
むしろ圧迫感を減らしたいのであればこちらの方が効果が大きいのかな、と思う。
そして実際に昇り降りしてみて、これについては
「頼んで良かった!」
と思ってる。
赤点線部まで天井が被っていたら、ぶつからんけどもやっぱり圧迫感はあったと思う。
すごーく地味な部分ではあるんやけど、やってもらって良かったと思ってることの一つです。