わが出身ローには行政法の学者教員が2人おりまして,
愛人関係ともっぱらの噂でございました。
おじさまは,
「え、地方自治法が試験に出たの?」
と出題から1年以上経って
学生に指摘されて初めて気付く有様で,
本試験問題など全く見ておりません。
質問がことのほかお嫌いのようで,
毎週のようにこの後会議があると仰って,
サイレンススズカのような逃げ足で教室から去っていかれました。
夜10時から何の会議があるのでしょうか。
彼女の方は三浦理恵子似の美人ですが,
行政法以前に漢字の読み書きが全くできません。
今年の採点実感で受験生の誤字の例が列挙されておりましたが,
すべて彼女に当てはまるので全く笑えませんでした。
レジュメにはなぜかいつも採量と書かれておりました。
パソコンでは決して「採量」などと変換されないだけに,
不思議なことでございます。
受験指導が禁止される中,過去問検討ゼミを主宰されておられたように
学生思いの素晴らしい先生ですが,
集まったのは下心丸出しのわたくしだけで,
毎週学校近くのジョナサンで,
日付をまたいで不倫相手の愚痴を延々聞かされるという
無意味な時間を過ごすこととなりました。
「最近眠くて仕方がない」
「私の前世は平塚雷鳥」
と仰りながら鳥の物真似をされる先生はチャーミングであられましたが,
薬物使用の噂が絶えないのも致し方ないことでありましょう。
電車がなくなりネットカフェのカップルシートで夜を明かしたことも
今となっては楽しい思い出でございます。
スモークマグロの彼女に,小生のサーベルを突き刺し,
大量のストロングライフを噴射した次第でございます。