今日納品した仕事でうれしい学びがありました。

訳した文章は、医薬品の新製品の概要について。
そのなかに、その商品の特徴についての記載があったのですが、
意味はわかるけれども、表現の仕方がわからない・・・。

そこで、同じような特徴をもった製品を参考にしよう。
そういう製品には何があったかな・・・。

と考え、真っ先に思い浮かんだのはテレビCMでした。

そこからヒントを得て、CMに出ていた製品や類似製品のパッケージを
見たり、購入したり、インターネットで製品の商品説明を読んだりと、
いろいろとヒントを得て無事訳すことができました。


今回、きっかけになったのは類似製品のテレビCMを思い出したこと。


翻訳をしている知人が「一日24時間全部を翻訳に使う」とよく話しており、
私も実践しよう、と思ってもなかなかピンとこず、いまいち実践できて
いませんでした。

でも、この前のカメラのことといい(記事はこちら)、今回のテレビCMのことといい、
普段の生活から得た情報が意外と翻訳に役立つことがある、ということを
最近実感しています。

「医薬分野の翻訳だから、医薬についてだけ知っていればいい」
というわけではないんですよね。

これまでに訳した中でも、医薬以外に必要になった知識は
IT、機械工具、カメラ、流通など、いろいろあります。

これまでは日常生活の中に翻訳用のアンテナを張ろうとしても
なんだかぼんやりしていてうまく張れなかったのが、カメラと今回の経験を
通じて、アンテナの張り方が少しわかってきたように感じています。


またひとつ、翻訳の階段をのぼったような気がします(小さな階段ですが)。
やったー!!ニコニコ