先日の残りの黒糖羊羹を冷凍庫から一切れ取り出し、プーアル生茶を淹れました。
2012年のプーアル生茶。
包み紙が可愛い、熊猫沱茶。
10年以上経って、だいぶ熟成がすすんできたように見えるけれどどうだろう。
毎回期待して飲んでは、まだまだだなぁともどかしく感じる生茶たち。
崩して保存した方が熟成が早く進むというけれど、比較したことがないので分からない。それならやってみよう。
小さな隙間を見つけてプーアルピックを差し込み、穴を広げるようにして、プーアル刀も使いながら全部崩しました。
こうしておけば、最後にカチカチにかたい部分だけ残ることもなく、全体をバランスよく飲み進められそう。
通気性に優れ、調湿性のある紫砂茶筒に淹れました。数年後、固形のままのものと比べるのが楽しみです。
できるだけ茶葉を砕かないように、隙間をはがすようにうまく崩せたので、苦みも出にくいはず。
まだまだだけど、順調に熟成してる様子にちょっと嬉しくなりました。
もうすっかり青々しさはないものの、生茶の爽やかさはほどよく残っています。
プーアル生茶に黒糖の組み合わせ、以前プーアル茶と一緒に黒糖をおみやげにもらったのをきっかけに好きになりました。
特にまだ収れん味のある、若い生プーアルとの相性は抜群。お茶酔いすることなく、おいしく飲み過ぎてしまうほど。
他の茶道具も立ててある竹筒にプーアル刀も収納。本当は5つの道具を入れた「六君子」というものですが、詰め込み過ぎのペン立てみたいになっています。
細々とした趣味の道具って、じわじわと増えてしまいがち。それでも一生大切に使おうと思えるものが手元にある今は、新しいものに目移りしなくなりました。
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