食欲もあるし、元気に遊んでいるけれど、いつもより寝ている時間が多いのと、トイレ以外の場所でそそうしてしまうのが、最近少し気になっていました。
そんな日が続いていたある日、猫さんの便に練乳のような白い部分が混じっているのを見つけ、システムトイレのペットシーツもややピンクがかっているような気がしました。尿の色は、気のせいだったかもしれませんが。
長いときには、4~5分トイレに入ったままだったりするのが少し前から気になっていたので、動物病院に電話できいてみたところ、尿と便を持っていけば検査もしてくれるとのこと。
さっそく翌日、嫌がる猫さんをなだめながら検査に行ってきました。今までワクチンに行っていた動物病院は、毎回気になる症状を伝えても、まだ若いから様子をみましょう、というばかりで、猫を連れてきても尿を採ることはできないので、気になるときに新鮮な尿を持ってくるようにと言われていました。
なので、思いきって別の動物病院に。
家族として迎えた経緯、現在の食生活や環境、性格、気になる症状など、詳しく話を聞いていただき、とても丁寧に分かりやすく説明をしてくださいました。東洋医学に基づいた問診は、受診する側の不安を取り除いてくれます。
腎臓や膀胱などおなか周りの触診、耳や口の中、目など、診ながら細かく説明してくれ、気になっていた白い便の原因は、肛門腺がたまっていたのだと分かってひと安心。半年に一度くらい絞ってもらうのがいいそうですが、猫さんはもうすぐ5歳なのに絞ってもらったのは今回が初めてでした。
尿検査の方は、少したんぱくが出ていること、ややアルカリ性になっていること、白血球が少し多いこと、比重がやや軽め、という部分が気になるところなのだそう。
西洋医学に加えて漢方薬を取り入れた統合医療を行っていて、東洋医学的な腹診を得意とされている先生に診ていただけたのは幸運でした。今回は、漢方薬を処方してもいいけれど、薬なしでも食事を気遣ってあげれば大丈夫でしょうとのこと。
以前から気になっていた動物病院だったのですが、連れて行ってよかったと思います。猫の里親募集の紙が貼ってあったり、ワクチンのポスターが猫の絵だったり、時計や置物に猫が多い、などなど、猫を連れて行って安心な雰囲気でいっぱい。
犬マークの動物病院は、どちらかというと犬が得意な先生、猫マークの動物病院は、きっと猫が得意な先生なんじゃないかと、ひそかに茶猫は思っているのです。
何はともあれ、信頼できる先生と出会えて猫さんも茶猫も安心することができました。腎臓病の初期症状がどんなものなのか、そして、定期的に尿検査をすることで予防や早期発見につながることを教わってきました。
今回は、薬も食事療法も不要で、猫さんは今日も変わらず元気なので、どうかご心配なく。
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