ずいぶん書いていませんでした。
しばらく、ボイトレに関して文章を書けませんでした。
正確に言うと、頭の中を言語化できない。
最後に書いた8月から、
いつの間にか季節も冬になりまして。
さてさて。
私自身が心地よいなぁと感じる歌声を言語化すると、
「迷いのない曖昧さ」という言葉にたどり着きました。
「言葉」が生まれる遥か昔に既にあったであろう「歌」というもの。
人はもともと、「話す」以前に「歌う」生き物なのではあるまいか。
「なんだかよくわからないもの」が、わからないまま、でも「迷いなく」、体から溢れる。
「衝動」が生まれて、それが言葉に変わる前に「歌」が生まれる。
こうして書いているこの文章もずいぶん曖昧ですけど、「迷い」はありません。
腹式呼吸、ファルセット、地声、鼻腔共鳴、ビブラート、などなど。
その言葉が生まれる、ずーっと前から「それ」はあったのに。
「レッスン」となると、
それらの言葉が先に来てしまう。
「今の良かったね!」という声で歌えたとき、だいたいのレッスン生が、
「地声か裏声かわからない。なんですかねー、これ。歌ってるかんじがしない。」って言う。
でも、それでいい。
口が全然開いてないけど、それでも、なんかとてもいい響きを持っている。
それも、それでいい。
と思う。
そして、
迷いのない曖昧さ、という素敵な歌声に辿り着くためには、
自分自身が、「自身の体と声のことを一番分かっている」状態に持って行く必要があります。
トレーナーではなく、レッスン生自身が。
それは、新しいものを身につけるというよりも、「思い出す」作業だと思います。
そのお手伝いを精一杯いたします。
ふぅー。
ようやく言葉にできました(笑)
こんな独り言を、最後まで読んでいただき、ありがとうm(__)m