ボイストレーニング ”うた声”との出逢い -5ページ目

ボイストレーニング ”うた声”との出逢い

舞台俳優、シンガーソングライター、ボイストレーナーの かみもと千春です。
このブログでは、ボイストレーナーとして、日々のレッスンで頭をよぎったことを、つらつらと書いています。
いわゆる、「こえ」、「うた」についての”雑談”です♪

ようこそ!

わー。
ずいぶん書いていませんでした。

しばらく、ボイトレに関して文章を書けませんでした。
 
正確に言うと、頭の中を言語化できない。

最後に書いた8月から、
いつの間にか季節も冬になりまして。

さてさて。

私自身が心地よいなぁと感じる歌声を言語化すると、
「迷いのない曖昧さ」という言葉にたどり着きました。

「言葉」が生まれる遥か昔に既にあったであろう「歌」というもの。

人はもともと、「話す」以前に「歌う」生き物なのではあるまいか。

「なんだかよくわからないもの」が、わからないまま、でも「迷いなく」、体から溢れる。

「衝動」が生まれて、それが言葉に変わる前に「歌」が生まれる。

こうして書いているこの文章もずいぶん曖昧ですけど、「迷い」はありません。

腹式呼吸、ファルセット、地声、鼻腔共鳴、ビブラート、などなど。

その言葉が生まれる、ずーっと前から「それ」はあったのに。

「レッスン」となると、
それらの言葉が先に来てしまう。

「今の良かったね!」という声で歌えたとき、だいたいのレッスン生が、
「地声か裏声かわからない。なんですかねー、これ。歌ってるかんじがしない。」って言う。

でも、それでいい。

口が全然開いてないけど、それでも、なんかとてもいい響きを持っている。

それも、それでいい。
と思う。

そして、
迷いのない曖昧さ、という素敵な歌声に辿り着くためには、
自分自身が、「自身の体と声のことを一番分かっている」状態に持って行く必要があります。

トレーナーではなく、レッスン生自身が。

それは、新しいものを身につけるというよりも、「思い出す」作業だと思います。

そのお手伝いを精一杯いたします。

ふぅー。
ようやく言葉にできました(笑)

こんな独り言を、最後まで読んでいただき、ありがとうm(__)m