さて



状況を整理しよう



ここはハイウェイ上のパーキング 地理的に言うと、ウィーンの東

パーキングにはトイレしかない

水の流れないトイレ



水道はあるが もちろんトイレの水が流れないくらいだから

水道から水が出るはずもない



車は15分に1台来るかどうかくらいか



その車のウチ

約6割は荷物と人間がいっぱい 里帰りな感じ



ぼくと荷物が乗れるスペースがある車は

40分ほどに1台くらいか



見渡す限りは畑 民家は一軒も見つけられない

畑の他は でっかい風車が20以上はある



風車があるくらいやから 当然風は強い



雪はじゃっかん残っている程度





売店などはあるはずもない



今日の朝時点でぼくの食料は

クッキ-150g、スナック50g、クリームチーズ1つ、板チョコ200g、クラッカー4袋、チョコビスケット200g、飴数個に水50ml

といったラインナップ



看板を見る限り

次のまともなサービスステーションまでは 10~30kmほど



携帯の充電は残り2つ

明日にでもなくなることは間違いない

もちろん充電するところはありはしない







ひどいクリスマスイヴだ



1台のバンが止まってくれそうにこっちに走ってきた

こりゃ いかん



なにせ乗せる前から 親指と人差し指を擦り合わせてる

金は出さないよ



それだけ聞くと あっけなく走り去った





そこからまた数時間待った

止まってくれた!?



しかし英語はできないという



このオーストリアでなぜ?

まあでも次のサービスステーションまで連れていってもらえればいい



ガソリーネ、リストランテ、オートスラダ、スタシオンセルビス、セルビッジオスタシオーネ・・・・・



サービスステーション関連の単語を各国の言葉で伝えてみるも

さっぱり

絵を描けばよかったか 

いや ドイツ語のアウトバーンとガソリン入れるフリをすれば・・・

くそっ やり様はあったはずやのに





3時ごろに夕焼け

早すぎだぜ ほんとに

ヒッチハイクできる時間なんて ごく限られてら



夕暮れ

1台のBMWが止まった

若者だ



英語は?って聞いても

またできない



さっきの失敗を生かし

アウトバーンにガソリンを入れるふり



通じたっぽい!!



ちょっと待ってくれ!すぐ準備するから

若者は早くしてくれよ といった感じ



雨が降ったりしてたので 荷物ぬれるから

テントは立てたままだったから



急いだ 力の限り



荷物をとにかく出した



若者が首をふってる

なんだ?早く準備するよ!

こっちに来い と



なんだ?



若者「ソーリー フル」



くそっ!なんでそこだけ英語や





真っ暗だ



トイレに行くのもおっくうなほど寒い

しかし でかいほうに行きたいぜ!



あのトイレだ

トイレットペーパーなんてシロモノはきっとない

と推理し



トイレに入る

やはりない!!やるぜ おれ





が 電気もつかない!!!

ふざけんな!!



そんなクリスマスイヴ



水を一滴も飲んでない



そんなクリスマスイヴ





昼ごろに 大きな虹がかかった

少し小高いとこに走って上った



まあ もう

いっか ってなった いろんなことが



そんなクリスマスイヴ



ミスチルの口笛を思い出した



そんなクリスマスイヴ





今日の一言:サンタはテントの中にプレゼント持ってきてくれねえのかな?



宿泊:パーキング 

出費:なし

食事 朝:チョコビスケット、スナック 昼:チーズ、クラッカー 夜:クッキー、チョコ



寒かったな クリスマス


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さて 3部作でお送りするクリスマス編



もし、これ以上に過酷なクリスマスを送ったことがある人は

名乗り出てほしいです



まずは前編です いざっ



昨日は寝るとこなく

とあるデカイ会社の前でテント張ってたら 





思いがけず ほとんどなにも言われなかった

どんだけザルなセキュリティ・・





とにかくここからハイウェイに続く道は車が停車できるスペースがなっしんぐ

3時間待ちで ようやく1台の車が止まってくれた





正直

この時点で勝った!!って思った





ブダペストの日本人宿にクリスマスまでに行けるって思った



まだ23日

今、ハイウェイのサービスステーションに下ろされたら

今日の夜 もしくはどんなに遅くても明日(24日)の昼には

ブダペスト行きの車に乗れる



イヴをみんなですごせる





うれしすぎる

もう疲れたんだよ





もちろん



現実はそう甘いものではなかった





乗せてくれたおばちゃんが全く英語ができなかった





降ろされたその場所は



ハイウェイのパーキング



文字上から見れば

大したことねえな



かもしれないけど







駐車スペースとトイレしかない





そんなところに止まる車など 

ほとんどない





参った





まあでも 夜までやってりゃ

一人くらいは 「どうしたんだ?」って止まってくれるだろ?







もちろん





誰も止まってくれなかった









水がここに来た時点でもう一口 50mlほどしかなかった



幸い水道があったので 水をいれ・・・・・・・







出ない













ならばトイレで



「このトイレは水がありません 15分先に行けば、水の流れるトイレがあります」

と看板





まじか







こんなとこ 誰が止まるんだ?



そしてこのパーキングで1日目の夜を迎えた

もちろん水は飲んでいない





今日の一言:気を抜いたら ろくなことがない



宿泊:パーキング

出費:なし

食事 朝:クッキー、スナック 昼:スナック 夜:クッキー、チョコ

移動:Wien 20km

乗り継ぎ台数:1台



ただいま ぬくぬくしております
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メロンより断然 スイカ派のちゃるです





こんにちわ


もう年の瀬ですね





そんなこともあんまり感じさせずに 本日もだらだらと書きなぐっていきます








昨日着いたサービスステーションで


眠そうにヒッチハイク





そういや


こっちの人は 男だろうが女だろうが


オイルの交換でも自分でやるよなー








と 一人の若そうな女が呼んでる





手伝えってか?











あ ザルツブルグまで連れてってくれるんすか?


まじっすか?








なんだ同い年か


このままウィーンに帰るらしく


特にザルツブルグに興味あるわけでもないので





ウィーンまで連れていってもらう








しかし


運転中に2度も事故りそうになって


まじで困った





コブクロ、ミスチル、ブルーハーツを大音量でかけてやった


コブクロがいまいちっぽかったかな?







350kmの距離を一気に移動できた








ウィーン


言わずとしれた音楽の都である


のだめ 大好きなぼくとしては ぜひここでオペラや・・・・





などの


高尚な気持ちはゼロに等しい








目的は只一つ


ザッハトルテだ








平たく言えば チョコケーキだ





ぼくは無類のチョコ好きなので


これは食っておかねば! 


そうなってた








近くのパン屋兼ケーキ屋みたいなところで食べてみた





このチョコの黒い光沢がたまらないね








ジャリっ











ジャリ?








あ あまい


できそこないのチョコケーキにしか感じられない


上品なチョコケーキではない


印象的に 粗野っていうか適当ていうか





もう一つ食べた


アプルシュトゥ・・・・


とか 


なんやら


よく分からん名前の


しんなりしたタルト生地にみずみずしいリンゴが入ったケーキのほうが


格段にうまかった








そして


ウィーンをあとにすることにした








観光めんどいし








ていうか なんかもう休みたい


これ 多分 正直なとこ





ハンガリーの日本人宿 アンダンテでゆっくりしたい





そんなわけで少し先を急いだ








路面電車や地下鉄を乗り継ぎ


ハイウェイを目指す





しかしいつもの如く

また半端なく遠い



寒いし遠いし暗いし



何度休憩して

歩いたって 着きやしない





くそっ



座り込んだっていうか

へたりこんだ



みんな楽しそうやな





若者4人グループが目の前を横切った

けっ 楽しそうにしやがって



一人が近づいてきたように見えた



なんだよ

笑いたいのかよ



勝手に笑えばいいやん





「大丈夫?」



とまどった



いや 大丈夫?と問われたのかも分からない

第一、何語だったのかも分からない



でも声をかけた女はとても心配そうな目をしてた



なんのことだ?

もちろん ぼくのことなんだろうけど



なんだ?

なぜ声をかけてきた?





なにを問ったらいいんだ?



残った3人は 

おいおい やめとけよ 参ったな

って顔をしてる





よく分からないけど

ぼくは 感謝したみたいで

頭を下げた 礼を言った



すぐに別れた



ぼくはまたうずくまった



ふと考えたら

涙が出てきた ぼろぼろと





仮にもオーストリアの首都ウィーン

折りしも クリスマス前の休み



そんなときに 汚い格好して うずくまってる外国人に

どれだけの人が声をかけるだろう

それも 本気で心配して





そう考えると

また涙が出た



数度涙が出た ぼろぼろと



別に知り合いなんか いるはずもないけど

誰にも見られないように 下を向き、足を抱え 泣いた

人の優しさで泣いたのは この旅が始まって 

初めて





近くで花火が上がった





まだ歩かなきゃならない

ここでぼやぼやしてたって さっきの彼女は喜ばない



歩かねば 前に 歩かねば

どこまでも

その場所に着くまでは

どんな重い荷物を背負っても





今日の一言:一歩に一歩を重ねるしか この道は歩けない



宿泊:会社の横

出費:6.5E(ケーキ×2)、1.4E(ピザ)、4.19E(スナック、シュニッツェル、ハム)、1.8E(地下鉄)

食事 朝:クッキー 昼:ザッハトルテ、タルト、シュニッツェル、ハム 夜:ムース、クッキー

移動:Munchen~Wien 350km

乗り継ぎ台数:1台



さ 今日も一押し
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この極寒ドイツにて野宿








全然寒くありません!!





これはきっと ダンボール効果にちがいありません

先人の知恵に感謝です←主にホームレス








早速ハイウェイに向かう


なるほど ドイツ語でアウトバーンって言うのね





人に聞きながら 学びます








道がぐしょぐしょで 荷物の置き場に困ってしまいます





それでも 30分ほどでミュンヘン行きの車が止まってくれました








そうミュンヘンと言えば





あれです





あれがあるのです








ほら、皆さんご存知のあれ








そう


Kafer!!!


ケー!!ファー!!


ケー!!!!!


ファー!!!!!!!!





あれ ご存知ないかな?





ぼくが愛してやまないハム

それを好きになるきっかけを与えた職場のケーファー





その本店があるんですよ


ミュンヘンって








それがなかったらね





来てないっすよ


こんな寒いのに ドイツなんて←ドイツに謝れ








売店の親切なおばちゃんに本店までの道を聞き


駅からは近くのおじさんに


「ケーファー!!デリカッセン!!シンケン!!リストランテ!!」





これを4,5回繰り返し





ようやく


「この道を真っ直ぐじゃよ」 げっと
















おぉぉぉ???





見たよ 見たことあるよ??





ケーファーだよ!!


この建物 全部ケーファーだよ!!





やっばい!


テンション上がりまくった!!





サグラダファミリア並にテンション上がった←ほんと

大英博物館の7倍テンション上がった←ほんと








このロゴ このロゴっっ!!


おぉー レストランだ!


雑誌?食器?


すげっ


お菓子も?





すげー








いやぁ ハムだけ買いましたよ





うきうきだったなぁ





うきうきしすぎて


大事なカメラの充電が一つ減ってしまった


102枚も撮ってしまったよ←大英博物館の51倍(つまり2枚)





店員がにこやかに接客してくれる


高級そうな紳士淑女








満足して


ハイウェイに向かう





ミュンヘンはここ以外


興味ありませんでしたので





メリハリが重要ってやつですね



しかし そう簡単に行きません

なにせ ここはそこそこの都会 ミュンヘン



ハイウェイまでが遠い





道聞いたけど 

みんなあやふやにしか知らない



都会にありがちです





でも

ドイツ人は優しい



「分からないわ、ごめんなさい。時間がないの」

と言った女性も



進んだ後、数度こちらをちらちら見ています



もちろん

これは

ぼくがイケメンだからでも

犯罪者っぽいからでも



ありません





ドイツ人が優しいからなのです







またハイウェイまでの道が遠く

早々にあきらめ 道端でヒッチハイクしてると





「そこじゃ見えないわよ!もっと先に行ったほうがいいわ!あと赤よりは黒のペンがいいわ」

とおばさんが車から降りて教えてくれた



もちろん

これも

ぼくが氷川きよしだからでも

ペ・ヨンジュンだからでも



ありません





ドイツ人が優しいからなのです





しばらく歩き

ガソリンスタンドの前でヒッチハイクやり始めました



さっぱりつかまりません





店のおじさんが気をつかい

「まあ兄ちゃん、中でやれや」





「とりあえずビール飲めや」

さすが ドイツ

 

人生初の

ビール飲みながらの室内ヒッチハイクです



いや

もう2度とないでしょう





そんなこんなしてたら

おじさんの顔見知りなのか

「この人がそっち方面に行くってよ」



え ラッキー











って タクシーやん



ちゃ「ノンノン ノーマニー」

金ないって





でも このおっちゃん英語通じねー



とりあえず お金ないってことは通じたはず





いやー タクシーはまた乗り心地いいね

お「ターキーターキー」

え トルコ??



ちゃ「イスタンブール行くよ!えーと あと カッパドキア?」

お「!??カッパドキア ホーム」





サービスステーションで降ろしてもらう



カッパドキア発言で気をよくしたのか



チョコをくれた





10E





ありがとー おっちゃん

じゃあね





と1分後

戻ってきた



忘れ物か?





今度は手袋とニットをくれた





トルコも楽しみになってきたぞ





今日の一言:ミュンヘンの見所はケーファーです



宿泊:サービスステーション裏

出費:2.4E(電車代)、1.5E(サンドイッチ)、5.14E(ハム)、1.5E(ソーセージ) 10Eもらう

食事 朝:リンゴ、クッキー 昼:サンドイッチ、ハム 夜:チョコ、クッキー、ソーセージ、パン

移動:Landsberg~Munchen 50km

乗り継ぎ台数:2台





ケーファー(Kafer)のつづりを「Kafar」と間違えていたのは 秘密なのです
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最近 三菱のエンブレムとベンツのエンブレムの区別がつきづらくなりました


ちゃるです







朝6時半くらいに起こされる





さすがに スーパー前でテントはまずかったか





しかし


「すまんけど 自分の店開けなきゃなんないんだ」


と 優しいお言葉





やっぱりドイツ人は優しいのか?





起きて、店内を見ると


店員が忙しそうに品出しをしてる











・・・・・





ダンボールがあるよ!!!








こ これをいただければ
























もう立派なホームレスです





もちろん頂いてしまいました


寒さに 敵うものなどありません








フュッセンへ


ノイシュバンシュタイン城へ





大学生らしき日本人の集団がいる




男「ダンボール??なにあれー?」


女「ちょっとやめなって」








ぼくも日本人ですけど???


言葉分かりますけど?


中国人じゃないですけど?











さて 城までの道を登る


でも 重い


足元は雪だし


こいつは参る




よし


置いていこう





と近くで作業してる人に交渉





全然いいよー!って


建物の中に 置かせてもらった











うーん、期待しすぎたのか


ビューポイントへ雪で行けなかったせいなのか








あまり感動なし








荷物預けてたとこへ戻ると


「Hi my friend!!!」ってピーター





いやー うれしいね








一休憩して


さ 出発





あれ?別れを言いたかったんやけど いないやん







あ 戻ってきた





ピ「そんな靴じゃクレイジーすぎるやろ!!ほら、おれの使ってた靴だけどな」





まじで??ゴツいイカした靴をいただき





ピ「ドイツ風サンドイッチは好きかい?」





と手作り風のサンドイッチをくれ





ピ「ほら、10Eだ」





えーー??まじで??








靴を履き替え、そのゴツい靴で出発


さらにまた荷物が増えてしまった





いいんだいいんだ


軽い荷物で喜んじゃいけない


重い荷物を背負ってこそ 強い背中になるんだ





道に出て、ヒッチハイク





あ、止まった??


早くね??



その後も10分かそこいらで止まってくれる

「ドイツはヒッチハイクがしやすいらしいよ」

と ヨーロッパ各地で言われてきた



だが



「らしいよ」



なのだ





きっとそれは

「日本人って、毎日寿司食ってんでしょ?」

「みんな空手やんでしょ?」

「ねえ 餃子作ってよ、日本食っしょ?」

みたいな 間違った神話かと思ってたけど



ドイツでヒッチハイクしやすいってのは



マジもんっす!





陽も暮れ

Landsbergという街に到着



クリスマスマーケットが最高にすばらしいよ!と乗せてくれたおっさんがオススメするもんだから

行ってみる











店じまい





まじですか?





せっかくドイツに来たのだからと

ソーセージやハムなどを買ってく



駅まで移動し

食べる

いやーうまいわー

味が多彩ね すっぱいハムなんか食ったことないよ



・・・・・あれ?

おれの買ってない生ハムが入ってる

そして買ったはずのベーコンがない

入れ間違えたな?



さて

どうしましょう?

値段としては 生ハム>ベーコン

です



①ラッキーと喜び、生ハムを食う

②店に行き「すいません 違うものが入ってるんですけど・・・」と気弱に言う

③店に行き「どないなっとんじゃい!!」とクレームをつける



ぼくですか?



気弱なぼくは

もちろんやべ!!って店に返しに行きましたよ



30kgの荷物持って マイナス近い気温の中を





これでもう

店の人らは

「わあ 日本人って、すごい素直だわ!!」

「今度、日本人が来たらサービスしちゃおうかしら!!」



なんてなるに違いないのだ



全旅人の皆様はぼくに感謝してください





そして

店の人は

「わざわざいいのに… ちょっと待ってな!」

と 数種類のハムを切ってくれるに違いないのだ





そして

店の人は

「あんた、そんな荷物持って、今日はどこに泊まんの?テント??まあ!ウチに泊まっていきなさい!!」

と 家に招かれたりするのだ

















































もちろん 着いた店内は真っ暗でしたよ

掃除のおばちゃん一人でした



まだ6時じゃないかよ





今日の一言:軽い荷物にしてほしいと願ってはならない 強い背中にしてほしいと願わなくてはならない と誰かがおっしゃってました



宿泊:スーパー横

出費:2.95E(ハム3種)、1.9E(バス代) 10Eもらう

食事 朝:チョコロール 昼:スナック、チーズ おやつ:サンドイッチ 夜:サンドイッチ、ハム

移動:Fussen~Landsberg 100km

乗り継ぎ台数:3台



生ハム返しに行く前に それを1枚食べちゃったことは秘密なのです
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