昨日のガンバ大阪が、オーストラリアのアデレードユナイテッドに
0-2で負けたのを見て、厳しい戦いになると予想したが
その通りになった。
オーストラリアは、Aリーグでアデレードユナイテッドは今期9位
そして、グランパスが対戦するセントラルコーストは首位。
さらに、南半球で夕方(夜)でも27度の熱さの中でプレーしないと
ダメなので、悲観的ではあるが最低限引き分けでもいいと思った。
ケガ人が多すぎて、グランパスの流れるようなサッカーを見る事は
できなかったが、新戦力が活躍できたのは良かった。
石櫃・ダニエルは、細かな連携のところでミスはあったが
慣れれば十分にやれるだろう。![]()
さて、試合展開だが
前半21分 フリーキックから低いクロスに闘莉王が綺麗に
合わせて先制1-0![]()
しかし、そこからグランパスの動きが鈍くなり(おそらく敵の前線を引きつける為)
DF陣でパスの受け渡しで、玉の出しどころに窮するようになり
流れが、セントラルコーストに。(消極的で流れが変わった)![]()
前半29分 いつもの光景で、阿部がクロスボールに競負けて
ヘディングシュートで同点にされてしまう。1-1![]()
明らかに、身長のギャップを狙ったクロスボールが阿部のサイドに
流れる回数が多く、競り負けて、そこから展開される。
阿部も、体を寄せている時はいいのだが、交わされるリスクを考え
適度に距離を保つから、比較的相手は空中戦は楽であり
グランパスの穴という情報が入ってるとしか思えない。![]()
阿部の身長は171cmなので、技術的な面と言うより
海外のチームは、身体的な差を今後も突いてくるだろう。
本当は、阿部を起用する限り、それをカバーするシステムや
阿部自身が意識を変えて、ハードなディフェンスが必要なのだが・・・
もうひとつ、あえて苦言を言えば、前線の選手がロクに守備していない。
体力的にきついのは十分分かるが、FC東京とグランパスの前節の差は
そこにあったと断言できる。
玉田・ケネディ・永井が、歩いて休んでるシーンが多すぎる。![]()
だから、ハーフラインを超えて進入されて、ディフェンスのラインが
結果的に下がる→攻撃になった時にカバーに時間が掛かる悪循環![]()
今の時代のサッカーは、90分は無理でも献身的にFWも守備に貢献する
事が重要なのだが、その点がグランパスサッカーに欠けている。
(途中で、永井やケネディの存在がほとんど消されていた。)![]()
結果は、後半もグランパスらしいサッカーは出来ずに
ただ、時間が流れ1-1で終了。
最初は、引き分けでもいいと思ったが、グランパスのサッカーの内容が
悪すぎるので、あえて辛口な事も言いたくなる。![]()
勝ち点1だけを持ち帰る最低限の結果は残した。![]()
ACL 第2節 セントラルコースト 1-1 名古屋グランパス