次の日、僕は約束通り警察署に行き事情聴取を受けた。担当の警官は、どうだ?誰に貸したか思い出したか?
昨日、散々同じ事を何度も聞かれて答えたのに、また同じ質問…
僕は、また淡々と同じ様に答えた…
すると警官は机の引き出しから、一枚の紙をだして僕の前に置いた。
何か書いてある…
警官は、どうだ?この通りか?と。
何が?と、思い見ると友達Kの名前が書いてあり、その後に起きた出来事が書いてあった…
僕は、ハッとした…
警官は続けてお前の罪は犯人隠匿罪といって、罪を犯した者をかばい隠す行為でこれも犯罪になると…
僕が話す前にKは自白したらしい…
結局、僕も全てを話し初犯という事で罪には囚われなかった…
学校には警察から連絡が行ってたらしく、
担任が僕を見て「警察で怒られたべ…」と。
その暖かい気遣いに涙が溢れた…
今は警官や教師、政治家など模範とならねばならない人達の犯罪も増えたが当時の人達は、真面目で正直で暖かかかったのを今でも覚えている…
それ以来、僕は学校の教師とは仲良くなったのもまた懐かしい思い出である…