2022/02/28 | Raindrops on roses and

Raindrops on roses and

日々のあんなことこんなこと 〜たまに思い出の忘備録


福が来るのは、笑う「角」ではなくて、「門」でしたね(^_− )−☆



病気になったのがきっかけで始めたブログですが、色々な方々に共感したり感動を受けたり、狭い私の世界を広げてもらえて、励まされることがたくさんあって、ブログをはじめてよかったなあと思っています。


以降の文章は、症状についてのかなりな長文記録です。

増悪傾向なので少しでもご不安に思われる方は、そのまま読まずに閉じていただければと思います。

次回投稿からは、日常の気軽に読める内容です。

その時にまたよろしければ来ていただければと思います。





































笑いのある日常を送っていますが、

今年に入ってから、検査が続いていて、検査数値や画像は、増悪の方向を示し続けています。


CTで両方の甲状腺に腫瘍が見られ、1月末から耳鼻科での検査を3回行っています。

結果から言うと、現時点(228日)ではまだ、次の耳鼻科診察日に検査の結果と今後の方針の診断を受けます。




骨転移の痛みも強くなり、時々、転移した5ヶ所の内、どこどこが痛むという感じではなく、身体全体が丸々痛むという具合です。


そんな時は多めに麻薬系の薬を飲んでいます。(これは医師への相談と了解のもとです)

痛みがおさまるというよりも、強引に深い眠りに自分を入らせるという感じです。

痛みで眠れない時に、睡眠導入剤では、効き目はありませんでした。

やはり、麻薬系が、今のところ一番この私の痛みには効いているような気がします。

転移により骨盤骨折して入院中に、処方してもらっていた眠くならないタイプの、もっと強い鎮痛剤があることを経験として知っているので、痛みに関して、自分には、まだ、余力耐力は残されていると思っています。



マーカー値は、昨年の春くらいから毎月微増し続けていましたが、今年に入って1月の値が前月(昨年12月)の値の2倍に急増し

医師から、耐性ができた可能性を示している旨の説明を受けました。

そして、「なるだけ引き伸ばしていきたいとは思いますが」

と、私の心情を汲み取ってくださったのではと思えるようなコメントをくださり、

そう言っていただいて、その時、精神的に落ち着いて聞くことができたような気がしました。

耳鼻科の検査結果が全て出てから、呼吸器内科で入院する予定になっています。




耳鼻科甲状腺検査については、

12月のCTの画像にて、腫瘍の影が見て取れ、

甲状腺両側に転移した可能性があるとの診断で、

特に左側の方が大きく

さらに腫瘍の内容について検査する事となりました。


22日に穿刺吸引する予定でしたが、実際には

125日に行った血液検査結果で、何らかの数値が上昇していて(簡単な説明があったのだけれど、あまりにも急な説明でどんどん話が進んでいたので聞いているだけで精一杯で、質問する機会を逃してしまいました。)

その日は、針による細胞の取り出しは、やらず診察だけで終わりました。


210日に、シンチ検査を行い副甲状腺の検査をして、副甲状腺の状態を調べてから、良好ならば、甲状腺への穿刺吸引をすることになりました。


核医学検査

副甲状腺シンチグラフィは、微量の放射性医薬品の注射をして、30分ほどしてから、検査台に横になり検査し、それから2時間経過後に再び検査をしました。トータル3時間半ほどの検査でした。

その日に赤ちゃんや猫ちゃんは抱っこしない方がいいでしょうとの説明でした。


218日耳鼻科診察で、シンチ検査にて副甲状腺に問題がないことがわかり、その日に、超音波ガイド下穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)を行いました。


穿刺吸引細胞診は

麻酔をして、超音波で場所を探し当てながら針で3回吸引しました。時間にすると30分ほどでした。


225日に

呼吸器内科にて診察で、穿刺吸引細胞診の検査結果が不明とでたため、再度その日に針による細胞の取り出しを行いました。

次回耳鼻科診察日にて検査結果がもし、また出ないようであれば、今後どうするかを考えましょうとのことでした。

甲状腺については、どうなるのかは、まだ不明段階です。


脳への転移については、

経過観察中ですが、大きくなったら、放射線で対応していくと言われています。


タグリッソの副作用は、開始当初から、あまりない方だと思います。

口内炎や爪囲炎も症状としてはありましたが、治っては、また、出てくる、そしてまた治る。という一定のサイクルがあるので、ずーうっとその症状に苦しみ続けているという事ではありません。

対処すれば改善されるというその繰り返しで、自分としては、これは安定的な範疇だと思っています。

最近は、赤い発疹が身体中に出てきました。

頭皮や顔にも若干出てきてしまった。


指、手の平、足の裏には、出ていないので、家事作業する際に、それは、とても助かっています。

顔の発疹は、治ったとしても跡が残りそうです。元々、シミ・シワのある顔ですが、赤いボツボツは鏡を見るたびに、気になります。コンシーラーなどで無かったことにできるかな?


呼吸器内科の先生からは、

処方されるお薬はしっかり飲んでいただいて、後は、ご自分の居心地の良いようにお過ごしください。という言葉をいただき、私においては、あれこれタグリッソの副作用について思い悩む時期は過ぎたような気がしています。




思い返すと、最初の頃は、

前向きな気持ちでこの先やっていけるのだろうか?

あと少しの人生で、どうすれば良いのだろうか?

この先どうなるのだろう?

「自分の身に起こったことに当惑していた。」という感じでした。


それが、

退院できて、

寝たきり状態から、家の中では自力でお風呂やトイレができるようになりました。


症状に負けたりしたくない。

残りの人生11日を大切にし、日常を送る。


やりたいコトは、いっぱいあるのだけれど、どうやったって時間は足りない。


癌末期であっても、気分を上げることは大事だと思いましたし、幸福感も大切だと思いました。



どうすれば前向きな気持ちを持続し続けられるのか?



意識せずともすでに私には答えが出ている。


家族や友人のために何かをし続けたい。それが私自身の幸福感に繋がるような気がする。

その幸福感こそが、私にとって前向きに暮らす原動力となっているのだと思う。


できれば、

今年のクリスマスも、

来年の夏も

自分で動けて、

そして家族と一緒に過ごしたい。友人と語り合いたい。

それが今の私の第一の目標です。かないますよう。



今年初の投稿で、心の内も記録としてとても長々と書いてしまいました。


ベタな表現しかできないのだけれど

気分は毎日に素敵なリボンを結って花束を💐それと、おいしいお茶🍵とご飯モリモリ🍙



みなさまにとって毎日が何事もなく平穏でありますように。

少しでもタグリッソが永く続きますように。