こんばんは。
薬剤師
ひろ菜です。
2月に入って薬学部の一般入試が始まっていますね。
もう何十年前(笑)の記憶ですが、いまだ2月になると入試のことを思い出します。勉強が全く間に合ってなかったなとか(笑)
運よく合格し、国家試験も運よく合格して今に至ります。
受験生の皆さんにも体調を整えて、頑張ってほしいなぁと思います。
今日、久しぶりに後輩からLINEをもらいました。
そこに書いてあった過激な一言。
「なんで、どいつもこいつもこんなに使えないんですか?」
ちなみに後輩は女子です(笑)
「どうした?」と返事をしたら、もういきなり電話がかかってきました。
事の発端は患者さんからの「待ち時間が長い」というクレームだったのですが、
若手の薬剤師が患者さんからクレームを受け、その対応が気に入らなかった患者さんが、「上のヤツを出せ」と言って昼休憩に入っていた薬局長の彼女ではなく、ヘルプに入っていたマネージャーが対応したらしいのです。
そこで、マネージャーが火に油を注いでしまい、収拾がつかなくなったところで彼女が呼ばれ、小一時間患者さんに対応し、何とか収めたという話でした。
確かに待ち時間が長いというクレームで炎上し、1時間かかるというのは、相当やっちゃったなという感じはします。
彼女がキレるのもわからなくはない。
自分が対応していたら、こんな騒ぎにならなかったのにと思う気持ちもわかります。本当にならなかったかどうかは別として。
そこから「どいつもこいつも使えない」まで発展したのはなんでなんだろうと私は考えていました。
聞けば、若手の薬剤師はのんびりタイプ、ヘルプに入っていたマネージャーも穏やかな人、彼女だけがせっかちなタイプです。
もともと、仕事のスピードも違うし、患者さんへの対応の仕方も違います。
今回はたまたま、彼女のようなせっかちタイプが好きな患者さんのクレームを、のんびりタイプの二人が対応した結果起こってしまったのだと思います。
もちろん、待ち時間が長くてクレームが出るという状況自体は改善しなければいけないと思いますが、そこで「どいつもこいつも使えない」は間違いなく言いすぎです。
彼女はとても仕事が早いけれど、ある部分ではとても雑な部分があるのです。マネージャーは仕事は確かにあまり早くないけれど、そういった雑さとは無縁です。
どちらもお互いにない良い部分と悪い部分を持っているんですね。
薬局は確かにスピードを重視される職場ですが、同時にミスが許されない職場でもあります。
患者さんも、早くお薬をもらってさっさと帰りたいと思う人と、ゆっくり話を聞いてほしいという人がいます。
だから、どちらか一方のタイプでは成り立たないよなぁと思うのです。
私は忙しい店舗が長かったので、スピードはそこそこありましたが、同じ話を何度も聞く(30分とか1時間とか異常に長い方)とか、そういうのはとても苦手でした。
なので、そういうのはそういうのが得意な人にできるだけ任せていました。
忙しい時間帯に、私がそこでイライラしながら話を聞くより、話を聞ける人にお任せして、その分私はどんどん監査をしたほうが、よっぽど生産性が高いよなぁと思っていました。
もちろん、すべて同じにできたほうがいいけれど、得意不得意はあるし、患者さんをお待たせせず、患者さんの満足度を高めるほうが大事だと割り切っていましたね。
上の人がいるからと安心して昼休憩から戻ってきたら、クレームでボーボーに炎上していたら、そりゃあ怒るよね、大変だったね、と彼女をねぎらったあと、そんな昔話を彼女にしました。
私も彼女と同じタイプだったからよくわかるのです。特に上司には期待をする気持ちがあるから、余計イライラしてしまう。
「マネージャーなんだから、そんなの出来て当たり前でしょ!チンタラチンタラなにやってんですか?」って私だって何回も文句を言い、喧嘩もしました(笑)
だけど、今ならわかります。
上司だからってなんでも出来るわけじゃない。
みんな違うから、薬局はチームなんだということが。
同じ仕事をしていても色々な人がいる。
個人個人で得意分野は違う。
自分が得意なことを相手ができないからといって、相手が使えないわけではない。
話しているうちに、彼女も少し落ち着いたようでした。
「私みたいなファイター系ばっかりじゃ成り立たないですもんね。○○マネージャーみたいな人いないと、大変ですからね。でも、ひろ菜さんも私の比じゃないくらいのスゴイファイター系でしたよね」といっていました。
全く否定はできません(笑)
そんなファイター系の私でも、自分の考え方ひとつで変われたのではないかと思います。
あなたの頭に浮かんだ「使えない上司」、「使えない部下」は、
もしかしたらあなたと違うタイプの人なだけではないですか?
あなたにない良いところもあるのではないですか?
もし良かったら考えてみてくださいね。
おやすみなさい。