映画にもなったツナグの第二弾のお話。
第一弾ですっかりツナグのお仕事を把握した私たちに新たな視点でのお話を提供してくれる。
会いたい死者に会えたことで、前向きに生きていくことができ、なおかつまわりの人に影響して
いく。人はひとりでは生きられないことをすごく感じる。そう弱いからこそ、強さが人には
まぶしく感じられるんだなと思う。だから強さに惹かれるんだな。
教師を長年した男性が、生涯尊敬をする歴史上の人物に会いたいとツナグにお願いする。
「彼は、郷土の書物歴史を研究し、周りから「変わり者」とみられていた。でも彼はそう
思われていることを知っていた。でも孤独ではなく楽しくて自由だと感じていた。」
その自由には少しの寂しさと嬉しさとはかなさと人恋しさが含まれてるんだろうなぁ。
書物歴史も人が作ったものだし、歴史上の人物に会いたいと思うことも、実はひとりでは
生きてないとこに気づく。同じ時代の人と合わなかっただけだもんね。
多分もっと別の時代に生まれてたら、すごく尊敬される人になってたかもしれない。
時代は、気まぐれでケチだなと思った。
でもこの男性の生き方を見て、別の人が勇気をもらってるかもしれない。
生きてるうちには、ひとつしか、大切にできない。そのひとつを絞れずにたらたら生きて
しまう。ひとつに絞った決意ある人生を送れた人の生き方を垣間見た。