サイズが大きくなってしまった革靴の微調整 | 初夏神経 僕の若さの中に 僕の肉軆の中に 僕の太陽は棲む

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初夏神経


初夏神経は
小石清https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%9F%B3%E6%B8%85
が1933年 昭和八年に出版した写真集

最近、10キロほど痩せてしまい、革靴のサイズが合わなくなってしまいました。

 自分の足ならスコッチグレインの靴で

26シングルEでほぼピタピタだったのですが、ハーフサイズほどサイズが大きくなりました。

(というかこういう場合は足が小さくなったと書くべきか。)

そこでサイズ微調整のため1枚革のインソールを使います。用意したのはAmazonで購入した

コロンブスの栃木レザーの牛革中敷

↓ パッケージに小さく栃木レザーとあります。


↓金鳥中敷本舗の豚革中敷

なんかすごい名前ですね。昔からある中敷ですが、

金鳥中敷本舗はほとんど情報がなく謎の会社です。以前牛革インソールもあったんですが今はないようです。


革製インソールはよくあるのが、薄い羊革の裏にスポンジを貼ったものがよく見かけますが、サイズ調整には向かないようです。


左がコロンブス 右が金鳥中敷

共に厚さは2ミリ程度

2ミリくらいと思うかもしれませんが、これでハーフサイズ弱ほどサイズが変わりますね。

↓今回は豚革の方を使います。

牛革より豚革の方が毛穴が大きくサラッとした履き心地になります。

サイズ調整用の型紙が入ってますがあまり当てにならないので実際に靴に入れて余る分を確認して切り出します。

今回はコロンブスのレザーインソールが26のサイズにぴったりだったのでそのれに合わせて切りました。


また 踵部分はサイズ変えたくないのでソックシールに重なる部分は切り取りました。

↓ 少し小さいのがコロンブスのレザーインソール

このままでスコッチグレインの靴で26でちょうど良いサイズです。実際に入れてみるとつま先が少し足りませんが、直に足が当たらない捨て寸の部分なので問題なしとしますわ。



固定用にコニシボンドG17を塗ります。

これは接着が目的ではなくずれないように固定することが目的なので全面に塗るのではなく隙間を開けて塗ります。

体重がリバウンドしてインソール取り外す時も困らないようにします。G17はゴム糊なのでリグロインなどですぐに取り除くことができます。

ですから瞬間接着剤とかスーパーXのような強い接着剤は使わない方が良いです。特に瞬間接着剤は革に染み込んでガチガチになってしまうので使いません。

また面倒なら両面テープでも良いですが経験上両面テープが付着した革は硬くなってしまうので注意です。