スコッチグレイン公式HPの靴磨きの記事を見ていきます。
↑から引用します。赤文字イタリックはHPからに引用分です。
靴メーカー推奨の手入れ方法を見ていくとそのメーカーの靴への考え方がわかり面白いです。
まず気づいたのが
「靴磨き」ではなく
「メンテナンス」「手入れ」とある事です。
これは靴磨きと手入れを分けて考えているのでしょうか
STEP.1
まずはシューズキーパーを靴にセットしてください。
ブラシや柔らかい布などを使い、靴全体の埃や汚れを取り除いてください。
ここは一般的な方法と変わりませんね。
STEP.2
乳化性クリーム(BootBlackなど)を指に巻き付けた布にとり、靴全体に万遍なく薄く塗り伸ばします。
乳化性クリームには革に栄養分とツヤを与える役割があります。
ウエルト(細革)部分も忘れずに、ブラシを使いクリームを塗ってください。
クリーナーは使わず布を使って乳化性クリームを塗る手順です。
クリームの塗り方は指を使う ブラシを使う 布を使う、がありますがスコッチグレインは布で塗ることを推奨しています。
これは新しい靴クリームで古い靴クリームを拭き取ることを意識してるのではないかと考えます。
またウェルト部分へのクリーム塗布はブラシを使う事を指示しています。
STEP.3
全体にクリームを塗り終わりましたら、ストッキングなどで靴の表面に残っている余分なクリームをしっかりと拭き取ってください。クリームが残っていると、埃などの汚れが付きやすくなります。
靴クリームを塗布した後はストッキングで余分な靴クリームを拭き取る。
通常はここで豚毛ブラシでブラッシングするのですがその工程はなく、ストッキングで拭き取るというやり方です。
ちょっとここは変わってますね。
私のように女っ気がない人はどうやってストッキングを手に入れるのでしょうかw
STEP.4
更にツヤの被膜を作る際には、油性クリーム(Boot Blackなどのポリッシュ)を使用してください。被膜がキズから革をガードします。つま先や踵周りなど、芯材が入っている部分に、布で薄く塗り伸ばして、ロウの成分が浮いてくるまで15〜30分待ち、ストッキングなどでやさしく拭き取ってください。
※クリーナー、汚れ落とし、リキッド(液体靴墨)はお勧めしておりません。また、防水スプレーや撥水スプレーもお勧めしておりません。
ここはスコッチグレインでは油性クリームの併用を推奨しています。
爪先だけではなく全体に薄く塗りストッキング(また出た)で磨く事を指示してますね。
また注意としてクリーナーの使用はお勧めしていませんという事が記載されています。
スコッチグレインの手入れ法見て気づいた点
クリーナーは使わない、というか推奨しない。
豚毛ブラッシングしない代わりにストッキングで
の拭き取り艶出し。
オプションとして油性ワックスを全体に塗って艶出しの工程。
これはブラッシングでの革の影響を嫌ってのことか、
手入れのハードルを下げるため身の回りにあるものだけでの手入れか
私は多分後者だと思います。