区分マンションの漏水トラブル。
トイレタンク内のボールタップ故障により、
水道代が5倍に跳ね上がりました
こちらのマンションは、
マンション全体で一括して水道局へ料金を支払い。
各戸に水道メーターが備え付けられていて、
管理人さんが2か月に1回、検針を行っています。
そして、発生した水道代は、
一か月2000円を水道代として、
入居者さんから家賃と一緒に徴収しています。
前回、12月の検針日の時は2か月で3700円。
今回2月末の検針日では2ヶ月で18500円
修理し漏水は止まりましたが、
普段より14800円程高い水道代となりました。
さてこの水道代、誰が支払うか
まず、水道局。
以前より知ってはいましたが、再度確認しました。
やはり、
京都市内の水道局は、
今回の様な目に見える部分。
トイレのタンク内の部品が故障して、
便器内に水道がずっと流れていた場合は、
漏水により増えた額の救済はないそうです。
良く似た例として、
水道の蛇口の水を出しっぱなしにしているのもこれに当たります。
逆に、漏水により増額した水道代分を
減免してくれる場合は、
例えば壁の裏やガレージのコンクリートの下など。
目に見えない部分での水漏れは救済して下さいます。
意図するところはよく分かります。
私の所有する物件のエリアは全て、
漏水時はこんな扱いとなっています。
全国同じ感じでしょうか?
と言う事は、
トイレの漏水がはっきりしている以上、
増えた水道代は、オーナーに支払い義務が生じます。
ただ。
この漏水、
おそらく2か月前の前回検針日の後位から発生したと思われます。
入居者さんも、
「最近トイレの水がチョロチョロいっていた」と言っていました。
これを、オーナーである私に報告をしてこなかったのは、
入居者さんがお忙しいとは言え、過失があると思います。
管理人さんは、
「結構高い水道代ですし、
半分づつしはったら宜しいやん」
と言っていました。
確かにその様に入居者さんに伝えるのも、
おかしくは無い話です。
今回も考えたのですが、
毎月の水道代2000円/月を超えて請求はしない事にしました。
理由としては、
DIYで修理代が安く済んだこと。
初期に購入した物件で、十分に回収が済んでいること。
何よりも、
私が入居者さんの立場で、
同じように半額支払うように言われると、
間違いなく嫌な気持ちがしますし、
人によっては、なぜ支払わないといけないんだ、とおっしゃるかも知れません。
お電話で、
「今回、管理人さんがおっしゃていた様に、
水道代が5倍位になっていましたが、
水道代は、いつもの月2000円でいいですのでね。
また、何か気づかれた事があれば、教えてくださいね」
とお伝えすると
大変喜んでおられました。
今回も、お人よし大家さんと思う方がおられるかも知れません。
でも、入居者さんとの信頼関係はバッチリです
これ位の大家負担はいいんですよ