在来工法の、
タイル張りの浴室を補修するのは好きです![]()
今回の物件も在来工法ですが、
かなり程度が悪いお風呂です。
ファーストチョイスは絶対ユニットバス。
そんな浴室です。
大変失礼ながら、
あり得ない位へたくそなコーキング
コーキングを剥がすのも一苦労です![]()
コーキングが取れたら、
その下からは、
クラックと隙間の嵐![]()
浴槽本体の下部もガッツリ隙間が見えています。
特に浴槽上部の周囲は、
3cm位隙間が空いていました。
売主さんの話によると、
阪神大震災の時に出来たクラックだそうです。
長い間これで住んでおられたのですね![]()
今回は、最後と思い、
補修を選びました。
本当は壁にパネルを張っても良いのですが、
意外とタイルはしっかりしていますので、
目地埋め程度で済ませます。
いつものシートです![]()
これを寸法通りにカットして、
張り付けます![]()
以前はメジャーでmm単位で寸法を取っていましたが、
最近はフリーハンドカットも多用しています。
大きな部分だけ、まっすぐ定規を使ってカットします。
排水孔部分のカット中です。少しづつ切って行きます。
排水孔の周り、
穴が開いているのが分かりますか?
この部分もコーキングで固められていました![]()
コーキングは全部剥がし、
防水性の高いモルタルで埋めました。
ボンドを塗って、
しっかり圧着して…
貼り終わったらマスキングです。
とにかく隙間が大きく多いですので、
シートで床と破損部分を
包み込むように貼る事にしました。
普通はこんな使い方しません。
なかなか難しいです![]()
コーキングして、
マスキングを剥がして、
手直しをしたところです![]()
浴槽周囲の大きなクラックは、
1回のコーキングでは不十分です。
乾燥してから、もう1回行うつもりです。
コーキングはたっぷり。
かなり意識しましたので、防水性は大丈夫。
排水孔奥の水漏れも、
点検口からOK確認出来ました。
なかなか手のかかるお風呂ですが、
今回の様なお風呂も、
シートとボンドで、僅か6000円程度で補修できるんです。
この安さは魅力的ですね![]()






