木材をカットしている時に、
マルチツールの先端の刃を、いつもの木材カット用から、
ふと、ラウンドソーに交換してみたのです。
ラウンドソーは、こんな感じのものです。
これで、直線で板をカットしていたのですが、
木材カット用の刃に比べると、切りにくい
やはり、材料用途に合った刃が一番だなあと思いながらカットしていると…
左手の親指に、鈍い痛みが走りました。
やってしまったぁ~!
刃が、指に思いきり当たってしまったのです
少し遅れて、恐る恐る指先を見ました……
流血・血まみれだ、きっと…
ところが…
あれ 何ともない
いつもビニール手袋を2重にはめているのですが、
ビニール手袋が少し寄れて、破れただけ。
指先は、少し摩擦した様にヒリヒリしているけど、全く怪我をしていなかったのです。
よく考えると、なぜ切れなかったのか、理由が分かりました。
この工具は、刃を細かく振動させてカットするタイプだったのです。
細かく振動させてカットさせる工具と言えば、
↑ギプスカッター もそうなのです。
ギプスカッターは、細かい振動で熱を発生させて切っていきます。
固いギプスはカット出来るけど、
下の柔らかい綿(よくある水色の綿)や皮膚は切れないのです。
もしこれが、刃を回転させる工具でしたら、
私の指は間違いなく飛んでいたでしょう
本当に良かった、良かった、と心臓ドキドキ、バコバコさせながら思いました。
こんな事が起こるのは気の緩み。
事故は絶対起こってはいけません。
暑いですが気を引き締めていきたいと思います。
工具のチョイスで、
大けがを免れる事があるのだなと感じた一例でした。