先日の台湾でのM6.4の地震、
多数の建物倒壊、死者が出ていますが、
これにはびっくりしましたね
柱の中に一斗缶が並べて入れてある!
塗料の空き缶なら、材料の処分が面倒で入れたのかと思うのですが、
これは、サラダ油の缶と報道されていました。
と言う事は、材料代を浮かせるために入れたのでしょうか。
少し考えなくても、こんな事をすれば容易に建物は倒壊し、
人命に関わる事は分かります。
建物事情を知らないで入居していた、
何の罪もない幼い子供や住民が可哀そうでなりません。
日本も、最近ではクイのいいかげんな工事が報道されました。
そして、平成バブル期の戸建ての違法建築も、
びっくりする事だらけです。
私が出会ってきた物件は僅かですので、
不動産屋さんから見れば、『よくありますよ』と言われそうですが…
例えば私が以前に購入したこの一例。
上記の様に、2区画の分譲で、建築確認の申請がなされました。
入口は左側になっています。
ところが、実際に建築されたのは、こちら。
2区画のはずが4区画のテラスハウスになっていて、
しかも、入口は、手前(画像で下側) で建築されていました。
そして、全て、2階建で申請されていたのに、
出来上がったのは全て3階建てです
水道とガスの引き込みは、
一か所の家から下をくぐって、1本から4区画に供給されている状況。
価格も、信じられない位高く、当時1戸が3400万していました^^;
高い金利も加わって返済が出来なくなって、
競売となる直前に私が購入する事になりました。
平成の新しい建物なのに、
何でもありが、現実に通って建築されているので、
安全性も疑問があります。
台湾の様に、地震が起こる度に反省し、
安全な建物が建てられる状況では遅いです。
どの業者もが安全で頑丈な建物を作る法規制は勿論ですが、
古い戸建ての耐震診断、補強も必要だなと感じました。
耐震診断は役所の補助で無料で行われている事もありますが、
耐震補強は、補助を受けても本当に高いですね。
もっと安く出来る様にしないと、浸透も難しいと思います。


