私が『時間』について強く意識する様になったのは、結構遅いです。
きっかけは、検診センターに検診に行った事。
この検診センターは、病院が別にビルを建てており、
そのビル一棟がまるごと、検診センターになっています。
様々な企業が、職員検診を行うにあたり、
集団で検診に来る事も多いのですが、
会社が出してくれるお金ではなく、実費で検診を受ける事も出来ます。
この為、現役のビジネスマンが受診される事も多く、
検診センターには多くのビジネス書が置いてあります。
待合の少し暇な時間に、まさに、ふと目にとまった 青い一冊の本。
これが、私の時間意識を大きく変えたきっかけになりました。

勝間和代さんの時間投資法シリーズのうちの一冊です。
それまでにも、試験勉強をする事が良くあるので、
試験対策の本などはよく読んでいました。
そこにも、時間管理の重要性については 頻繁に書かれており、
何となく認識はしていたのですが、
ここまではっきりと時間を意識出来る様になったのは、この本がきっかけです。
この時、夢中になって、わずか30分程で読み終えた事を覚えています。
時間管理の話の切り出しが検診になったので、
今回は検診と時間について述べたいと思います。
私は5~6年前から、意識的に、計画的に、職場の健診に加えて、
必要と思う検査については、有料の自費の健診を受けています。
職業柄、どの検査を、どれくらいの頻度で行えば良いのか、は よく理解しています。
今迄病院で長い間働いてきて、
検診を怠った為に末期の病気が見つかり、
若くして命を落としてきた人 をごまんと見てきました。
病気を早期に発見し、早期に治療する事で、
人間が健康に生きる事の出来る寿命
=『健康寿命』を伸ばす可能性が高まります。
毎日の楽しい生活も、不動産投資も、健康な体があってこその事。
検診を受けると言う事はお金、受診の為の準備や、
移動時間や検診の時間、を費やす事になります。
ですので、多忙な方は、『忙しいから行けない』と言って後回し、後回しにしたりします。
でも 良く考えてみてくださいね
放置すると命取りになる病気が、検診を受けない為に末期になり、仮に50歳で命を落としたとします。
すると、定年退職後までに稼げるお金、年収500万円として×10年=5000万円 を損失し、
そして定年退職後の楽しい人生も全て無くなってしまいます。
検診を受けて、仮に病気が見つかって、手術して、元の職場に戻るのに、
三か月仕事を休み、
手術を受けるのに、個室に入り、50万円を使ったとします。
この場合の損失は、三か月分の給料 約120万円(年収500万のケース)と、
病院に支払う医療費と個室代50万円
合計170万円の支出で済むのです。
そして、その後もフォローアップの為の受診は必要になるにしても、
老後の楽しみも継続出来るし、何よりも家族を悲しませなくて済みます。
検診を受けるか、受けないか による、時間とお金の差は歴然としています。
また、機会があれば、どの様に検診スケジュールを組めば良いのかについても触れていければなと思っています。
是非、検診 みなさん 受けて下さいね!