もうすぐ公開 「ブラッド・ダイヤモンド」 | ウォッチ ホリック watch holic  

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好きな言葉は「ひげゼンマイ」(笑)。横浜と渋谷にある時計ショップ「COMMON TIME」と               横浜元町が本店のジュエリーショップ「CHARMY」の社長のブログです。

みなさん、こんにちは。


さて、4月の7日に公開される、「ブラッド ダイヤモンド」

と言う映画をご存知でしょうか???



レオナルド・ディカプりオ主演の映画なのですが、

業界では、色々と話題になっています。


皆さんは、「ブラッド・ダイヤモンド」の意味を

ご存知ですか???


血塗られたダイヤモンド、という意味なのですが、

ジュエリー業界では、「紛争ダイヤモンド」

と、呼ぶことが一般的です。


主に、中央アフリカや西部アフリカの紛争地域で、

紛争の資金源になってしまっている、違法に取引

されているダイヤモンドのことを、「紛争ダイヤモンド」

と呼んでいます。



そして、こういったダイヤモンドを買うことは、

紛争資金を提供していることに等しいのでは???

というのが、最近の傾向です。



ダイヤモンドを買うときに、ダイヤモンドのグレードを

示す4Cに加えて、5つ目のCもきちんと

確認をして買うというのが、これからの

ダイヤモンドジュエリー購入方法になってくるのです。


5つめのC。


CONFLICT=紛争・・・・



現在、紛争ダイヤモンドに関係ないものは、

国連で義務付けられるキンバリー・プロセス

に基づいて輸入されています。


日本では、2003年1月10日より実施され、

輸出入ともに、キンバリー・プロセス証明書

が必要になりました。


不正に開封できない容器に密封されて

キンバリー・プロセス証明書が付いたダイヤモンド

のみが、買うに値するダイヤモンドなのです。



この「ブラッド・ダイヤモンド」の映画が公開され

ると、必然的に一般の方は、自分が買ったダイヤ

モンドが、もしかしたら・・・・

と思うかもしれません。


また、ショップのスタッフへの問い合わせも、

多くなるのではと考えています。


ただ、現在は99パーセント以上が、

この紛争ダイヤモンドと関係ないものが、

流通していますので、大きな心配は、

要らないと思います。


しかし、その一方で、こういったダイヤモンドが

あるのも、事実なのです。


そこで、「CHARMY」の各店では、

こういった、お客様からのご質問やご不安に

はっきり答えられるように、下記の宣言をしています。




 1、私達は、紛争ダイヤモンドは一切使っていません。


 2、紛争と関係ない地域から採掘されたものであると

   証明されたダイヤモンドを供給するサプライヤー

   とのみダイヤモンド取引を行います。



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