バーゼルワールド グラハム編 | ウォッチ ホリック watch holic  

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好きな言葉は「ひげゼンマイ」(笑)。横浜と渋谷にある時計ショップ「COMMON TIME」と               横浜元町が本店のジュエリーショップ「CHARMY」の社長のブログです。

皆さん、こんばんは。


さて、今回はグラハムです。


グラハムというブランドを

ご存知なかたは、かなりの時計通だと

思いますが、結構インパクトのある

デザインで、格好良い時計ですので、

知らなかった方や興味のなかった方も是非、

読んでくださいね。


この↑写真は、Gd シルバーストーンです。


このカーボン ウッドコートという文字盤は、

超希少な世界250本限定で、日本への入荷は

5本ということです。


ウッドコートとはシルバーストーンサーキット

の最終コーナーの名前から取っているそうです。


車好きには、ちょっとそそられる名前ですね。 


フライバッククロノにGMT、

ビッグサイズデイトで

税抜き680,000円です。


こちらは、おなじみのクロノファイターです。


今回新しいRACというシリーズが発売に

なりました。


日本への入荷は、初回15本くらいと、

かなりな品薄状態が今から予想されます。


このRACとは、イギリス空軍を意味する、

ロイヤル エア コマンドの頭文字から

きていますが、実はもう一つ

「RUE AU COLUMMN」という

意味の頭文字からもなっているそうです。

コラムホイールという意味です。


当然、コラムホイール式のクロノグラフに

変更されての発売なのは、時計好きの方には、

説明するまでもありませんね。


コラムホイール式は、カム式に比べて、

プッシュ時の操作感が圧倒的に良くなる

だけでなく、機械への負担が少なく耐久性に

優れるという特徴があります。


今回この価格で実現できたのには、

訳がありました。


今まで取っていたクロノメーター検査を

通さずにコストを下げたそうです。


このコストダウンによって、文字盤の

クオリティーアップやシースルーバック

も実現していることを考えれば、

評価されるべき方法だと思います。


税抜き 680,000円です。


実は、グラハムの担当のC氏とは、

時計の話だけでなく、靴の話や服の話など

でも、いつも盛り上がります。


そんな訳で、グラハムの商談の後は、

C氏とランチを取るのが、ここ数年の

慣わしになっています。


最近の服や靴などのイギリスブームに

乗って、グラハムも頑張って欲しいものです。


(スイスで作っていますが、元を辿れば

イギリスのブランドです。)