万力公園の桜が満開を迎えています。
小鳥の囀りを聞きながら万葉の森を散策してきました。
春の芽吹きをあちこちでみながら、満開の桜を楽しめます。
かつて春日居に館があった武田家、武田三代では躑躅ヶ崎に館を移したため、イメージは甲府ですが、その春日居の館を守るために、笛吹川に雁行堤を築き、赤松を植林して荒れた川の流れを抑制したと言い伝えられています。
信玄の治水技術は、大陸で仏教を学んだ僧侶たちからもたらされたようですが、甲斐国の水害は以後、格段に減った筈であります。
園内にまたくさんの万葉集の歌碑が立ち並び、春夏秋冬飽きない園路整備が行われています。
南には郷土の偉人、根津嘉一郎の銅像が建ち、富士山を眺めて孤高に立っています。
その脇には尾崎咢堂の善悪の標準の碑があります。
「自他の幸福を増すのは善事之を減すのは悪事」
これこそまさに政治であります。
多くの学びの種がある憩いの場万葉の森。
ぜひ、さくら散策に出掛けてみてはいかがでしょうか(^^)/