昨日は未来の山梨を拓く議員の会の甲府ブロック研修でした。
先ずは信玄ミュージアム(甲府市武田氏館跡歴史館)の視察。
佐々木館長より丁寧なご案内・説明をいただきました。
今年は武田信虎が川田館から躑躅が崎に甲斐国統治の拠点を遷してからちょうど500年にあたります。
当時から計画的な都市計画のもと道割がなされ、戦国時代においては全国でも屈指の都市であったといわれています。
武田氏三代にわたる統治の後も、織豊系大名が統治の拠点とした武田氏館跡は、
開府500年にあわせて「歴史物語都市」を体感できる史跡を目指し、武田氏館跡整備をすすめています。
発掘調査から、戦国大名武田氏の歴史や生活文化が明らかとなり、戦国最強と謳われた陣立てなど資料から学ぶことができました。
次に館跡に建立された武田神社の視察へ。
乙黒宮司に創建から今日までの武田神社の歩みや開府500年にかけた思いを伺いました。
信虎が躑躅ヶ崎に館を遷して500年、三代にわたる統治を経て長く徳川の太平が続き、武田氏の館跡は要塞としての役目を終え300年の手付かずの史跡となっていたそうです。
明治となり大正となり、当時の県庁にて招魂の儀が行われ、御霊をおまつりしてから今年で100年。
500年のまちづくりの文化と武田神社としての100年の歩み。
今後、それぞれの歩みがさらなる文化の情勢につながると良いですね。
ご説明いただきました佐々木館長、乙黒宮司。
設いただきました甲府ブロックの皆様ありがとうございました。(^^)。