河岸段丘の上に立つ沼田城。
戦国時代、上杉家と北条家、そして真田家(武田家)が競った地であります。
天下分け目の関ヶ原の折には、真田信之の妻である小松姫(本多忠勝の娘)が、豊臣方についた昌幸、信繁親子を城内に入れなかったと伝えられています。
正に肝っ玉母ちゃんですね(^◇^;)
その後、江戸時代の初期には松代藩の本家の支藩として存続しましたが、残念ながら悪政により改易処分になったそうです。
真田家と言うと、幸隆、昌幸、信之、信繁と名君のイメージが強いですが、意外でした。
城内には樹齢400年の御殿桜や真田時代の石垣、鐘楼などがあり、重要文化財旧生方家住宅も移築されていてそれぞれ散策を楽しみました。
季節柄、菊の展示会も行われていました(^^)/