松里の岩波農園へ
晩秋の峡東地区の風物詩といえば、百目柿が古民家の軒先にたわわに吊るされ、干されている様子をあちこちで見かけます。
その代表格の一つが恵林寺周辺の松里と呼ばれる地域です。
ブランド枯露柿としても知られておりますが、お天道様と大地の恵みである柿、そして人の手が加わって、とても美味しく仕上がります。
目で見て楽しめて、食べて楽しめる。
素敵な特産品ですね。
近くでは枯露柿の里として回遊できるウォーキングコースもあり、私も勘助不動尊まで足を伸ばして、散策してきました。
江戸時代初期、塩の山周辺は徳美藩(十組藩)という約3万石の藩がありましたが、跡取りが無く改易、その後、甲府徳川家の所領となり、柳沢吉保を経て、御三卿の領地となりました。
その歴史の中で、敵に塩を送るはありませんが、向嶽寺の築地塀には塩が練り込まれており、時に信玄の時代も、おらが領国には塩が出る山があると、言ったとも伝えられております。
四方を山に囲まれた山であり、塩の出る山‼︎
まさに塩山なのかもしれませんね〜〜。
話は戻りますが、峡東の美味しい「枯露柿」ぜひご賞味ください。(^^)/