教王護国寺。
真言宗総本山東寺に行ってきました。
線路を挟んで京都タワーとランドマークとして対を成す国宝の五重塔は、1644年に徳川家光の寄進によって竣工した我が国最大の木造五重塔になり、高さは約55メートルあり、圧巻です。
金堂は東寺一山の本堂で、1486年に焼失していたものを、豊臣秀頼が発願し、片桐且元を奉行として再興させたもので、1603年に竣工しました。
正に桃山時代の代表的建築として国宝に指定されております。
写真は撮ることができませんでしたが、本尊の薬師如来坐像と、日光・月光の両菩薩像、光背上には七軀の化仏を配して、七仏薬師をあらわし、12神将が台座になったとても荘厳でした。
講堂の中には、立体曼荼羅として、大日如来を中心に、五智如来、五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天の十一軀の仏像が安置されており、平安時代初期の密教彫刻の代表作として、とても秀逸でした。
身は高野 心は東寺に おさめをく
文化財を観て悠久の歴史を偲ぶことの大切さを感じますね(^^)/