山梨市議会教育民生常任委員会の県内視察で共立介護福祉センターいけだへおじゃましてきました。
共立介護福祉センターいけだには、以下5つの事業があります。
・まいほーむいけだ(看護小規模多機能型居宅介護)
・訪問看護ステーションいけだ(訪問看護)
・ヘルパーステーションいけだ(訪問介護、定期巡回、随時対応型訪問介護看護)
・介護福祉サポートいけだ(居宅介護支援)
そして、上記の事業を実施するために、介護福祉士、社会福祉士、看護師(ターミナル認定看護師含む)、保健師、作業療法士、ケアマネージャーが在籍し、多種多様な事業や職種の連携による生活の支援を行っています。
具体的には、ヘルパーや看護師が自宅訪問したり、施設に通って日中を過ごし、必要時に泊まれ、いつでも地域の介護相談窓口として定額制で開所しています。
さらに、事業所内の看護師と介護職員のスムーズな連携や、日々変わる利用者さんの体調に合わせて支援方法をすぐ変更できる柔軟で即応性の高いサービス提供は、退院直後で自宅での生活がまだ不安な方や、人生の最後を自宅で安心して迎えたい方などには、より適したサービスと言えます。
生活を丸ごと支えるという視点からも、一人暮らしの方や認知症を抱えて暮らす方の生活支援にも効果的と言われています。
このように、様々な形の連携・協力・工夫で要介護者の自宅での生活を支えています。
看護小規模多機能型居宅介護事業は全国で350カ所、山梨ではまだ3ヶ所しか事業展開しておりませんが、24時間看護師と介護師が寄り添うスタイルは利用者さんとその家族にとても寄り添った事業であります。
ちなみに平成24年よりの取り組みで34名の看取りを経験(内訳は自宅10人、施設15人、病院9人)したそうであります。
山梨市においても地域包括ケアに向け各種会議体が設置されようとしております。
2025年問題へ向けていかに住み慣れた地域で、誰もが生き生きと、自分らしく活き、安心して逝くことができる環境整備を行うのか?
しっかりと市政に提言していきたいと思います(^。^)