徳島県上勝町の彩事業(葉っぱビジネス)について伺ってきました。
町の90パーセントを占める森林をなんとか活用できないか?
そんな発想の中で考えられたのが妻物を扱う彩事業です。
上勝町では、ゴミゼロ運動や樫原の棚田、山びこポイントなどがテレビ番組によく取り上げられていますが、一番の注目はやはりお母さんたちの葉っぱビジネスであります。
32年前に細々と始まった妻物事業、平均年齢70歳を越えるお母さんたちの頑張りにより、現在では200軒の農家さんにより320種の葉っぱが取引されています。
2億6000万円の売り上げを叩き出し、全国からの彩り事業へのインターンシップも700人を数え、45名の方は実際に上勝町に移住をした事実もあります。
人生、いろどり♫
住民参画型の事業を多く展開する上勝町は、医療費はもちろん、ごみ収集をパッカー車で行っていないことでも知られ、ある意味で自活しているのだと感じます。
本市でも住民参画のまちづくりを進めることは当然ですが、いろどり事業のように、夢のある当たり前の資源の発掘をぜひ進めたいと思います(^。^)