平成29年度山梨市戦没者合同慰霊祭に参列して来ました。
先ず、先の大戦で亡くなられた全ての御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。
先の大戦では、1394人もの方々が遠く故郷を離れ、戦地に赴き、壮烈な戦いに傷つき、飢えや病に苦しみながら、多くの方が帰らぬ人となりました。
終戦から72年を経た今でも、戦禍に倒れられた方々の御無念と御遺族の深い悲しみに思いを致しますと、痛惜の念、極まりないものがございます。
戦争により焦土と化した我が国も、先人達の懸命の努力により、驚異的な発展を成し遂げました。
現在、人口の八割強が戦争を知らない世代になり、日々の平和と繁栄を当然のように考えてしまいがちですが、この平和と繁栄は、戦禍の中で亡くなられた多くの方々の尊い犠牲の上に築かれているものであるという事実を、決して忘れてはならないと改めて感じるところであります。
戦没された方々の祖国発展への熱い思いを改めて深く心に刻み、世界の恒久平和の実現に積極的に取り組んでいきたいと思います。