山梨市の駅が変わります | 山梨市日和♪~みんなでやるじゃん~

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〜変わる山梨市の玄関〜


昨日は常任委員会で28年度の補正審議でした。

100年先を見据えた都市計画の中で、長年市民の皆さまの要望が多かった駅のバリアフリー化。

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遂にJR東日本との協定が締結されます。

おそらく山梨市にとっては、ここ100年で一番の大型事業であり、駅舎の建て替えと橋上化、南北自由通路の建設で約39億、アクセス道路と南口広場整備で約30億、合わせて約70億円規模の大型投資になります。

財源は主に国庫負担に特例債ですが、私たち若者世代にはなんとも言えない事業であります。

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人口減少の中で、駅の利用者は減少の一途、それに伴いみどりの窓口及び駅長の廃止、別会社の委託、更にはリニア中央新幹線による新路線の参入を見据え、今後の観光客の動線さえも変わることが想定される今、既存の施設をどのようにしていくのか?

本当に深く考えなくてはならないと感じています。

しかしながら、私たちが考えるよりもずーーと前から、駅のあり方について検討して、取り組んで来た何十年にも及ぶ都市計画を考えると、現在の多くの要望がある中で、市民サービスの向上を進めるためには、この事業に取り組まざるをえない事が容易に想像できるのも事実であります。


甲府盆地の中央本線においても、数年前より建て替えが相次ぎ、気付いたら関東にある何処にでもある橋上駅舎のオンパレード‼︎

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むしろ、田舎の農村に来たイメージのもてる現在の山梨市駅舎は、都会人が憧れる田舎の顔に見えて来ます。


今回の工事に伴い、ながらく山梨市の顔であった日本カーボンの煙突も日に日に撤去が進み、更には巨大な高圧鉄塔も三脚、工場の縮小に伴い撤去されます。

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奇しくも、駅舎の建て替えによる事業で煙突や電線が消え昔の景観が甦るのに、僅かな期間を経て、今度は田舎にあるまじき、都市型の橋上駅舎が建ちます。


私的にはなんかストンと落ちない思いがそこにはあります。

まちづくりは本当に難しい。

これに尽きると思います。


これまでの長年にわたる地域での合意形成を経て、いよいよ始まる山梨市の都市化。


誇れる田舎を目指すのか?

都市化を目指すのか?


本当の意味での100年先を見据えたビジョンが必要ではないでしょうか。


有るものを活かす。

山梨市の強みは何処に有るのか。

最小限で最大限の効果が出せるまちづくりを深掘りしていきたいと思います。